NBT さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
典型的な俺Tueee
よくある異世界俺Tueeeモノ。
好きな人は大好きだろうけど、ダメな人にはとことんダメだろうなぁって感じのアニメ。
率直な感想としては、異世界人と主人公勢との戦力差がありすぎて、戦闘に緊張感も何も無い終始退屈なアニメだった。
戦闘は基本的に雑魚相手に舐めプしかしないし、多少問題が起きても『実は一発で問題を解決できるこんな魔法orアイテムがあるんだ!』って感じで後出し後出しで設定を出してゴリ押しで解決する印象だった。
後出しで実はこんな凄いのが〜ってやるのと、主人公の凄さを解説役が丁寧に解説してくれるのは、このテの作品ではよくあることだが、このアニメは際立って酷い。もうギャグでやってるのかってレベルで酷い。
このアニメの戦闘はだいたいこんな感じだと思う↓
敵「超すごい魔法!」
主人公「実はその超すごい魔法に対抗できるスキル持ってます!」
解説役「あ、あれは! ○○で××な超すごいスキルじゃないか! 主人公スゲー!」
敵「ならば超超すごい魔法!」
主人公「実はその超超すごい魔法をも超える魔法使えます!」
解説役「ば、バカな! ○○で××な超超超すごい魔法が使えるだと!? ありえない!主人公スゲー!」
もうね、小学生の喧嘩かと。
ポンポン出てくる後出しアイテムとか武器には、某ネコ型ロボットもビックリだよ。
あと主人公の凄さを表現するのにモブとかに解説させるのやめてほしい。行動で魅せろよ。
まぁ戦闘部分は酷かったけど、ギャグ部分は割と面白かったのが唯一の救いか。
最近はこういう異世界俺Tueeeが主流なんだよなぁ、やっぱり自分の肌には合わないなぁ、って再認識させられたアニメだった。