ココ吉 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
囚人はじめました☆
原作漫画既読◆全12話◆J.C.STAFF制作
懲罰棟(プリズン)がある共学化したばかりの
元女子高・私立八光学園に入学した男子5人の
視点で描かれた学園ギャグコメディ作品
◆感想◆
{netabare}
まず始めに、本作品は劇画調タッチの作画に加えて
お下劣ギャグ&エロを「コレでもか!」というぐらい
取り扱っている作風なので下ネタがお嫌いな人には
まず合わない視聴者を選ぶ作品だと思います。
でも好きな人には「コレでもかぁぁッ!!」というぐらい
がっつりハマれる魅力を備えた作品でもあります。
僕の場合は声を大にして言いましょう。
後者側の人間であると・・な!
簡単にですが、作品の魅力にふれてみます。
女子風呂を覗いた罪で懲罰棟行きに
なってしまった男子達の監獄生活を
描いたストーリーでお下劣ギャグやエロに
目がいきがちになりますが、
物語は意外にしっかりしています。
キヨシとガクト、それぞれ自分達の願いを成就させる為の
緻密に練られた脱獄へのプロセス、そしてドキドキ感は
昔好きだった海外ドラマの【プリズン・ブレイク】を
彷彿とさせてくれました。
坊主頭にした自称「練馬イチの知将」ガクトが
マイケル・スコフィールドに見えてしまったのは
僕だけでしょうか?(ぇーw)
その他にも
■裏生徒会の策略と駆け引き。
■男子高校生特有の女子に対する葛藤。
■囚人同士で仲違いするも絆を再確認。
■退学阻止に向けて一致団結する様。
などなど..
見所はたくさんありますが、
シリアスな展開や熱い展開を用意しつつ
それらを払拭するギャグとエロで
重くなりすぎないのが良いところ。
そんなバカなようで実はしっかりしていて
「でも…思い返せば結局は充分バカだったw」
それが本作品の最大の魅力にして最大の売りです♪
ストーリーも原作に沿ってほぼ忠実に描かれていて
変にアニメオリジナルを入れない姿勢は結果的に
大正解だったと思います。
と、言うのも
ギャグアニメ作品を面白く感じられるかどうかの
決め手は“テンポ”と“間”が命(ココ吉主観)
これら二つが少しでもズレてしまうとコレジャナイ感が
出てきてしまい笑いが薄れてしまいます。
ここに変なアニオリを入れてしまうとストーリーが繋がらなくなったり、当初のキャラ設定がおかしくなってしまう大惨事になりかねません。
アニオリの難しさたる所以とでも
言ったところでしょうか。
これらの点をよく踏まえて巧く演出と構成しつつ、
アニメならではのエロカメラワークとカット割りを駆使して作られているなと感じました(流石は水島監督)
声優陣の熱演も見事の一言。
おかげで原作とはまた違った面白さを
見出だせた箇所がいくつかありました^^
特に、キヨシと花ちゃんの
おしっこイベントとか…かなり好き(小声)
最終話では表生徒会(ケイト・別当さん・みつ子)の
3人が登場して裏生徒会の3人はプリズン行き。
そんな続編を匂わせる終わり方をしましたが、
この展開でもし2期が無かったら中途半端もいいところ。
この後のストーリーも果てしなくお下劣極まりないギャグとエロ極まりない展開が待っているので是非ともアニメで続編を観てみたいものだ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・なっ!!
(タメ過ぎですよねわかりますw)
本作品がお気に入り棚行きになったぐらいハマッて
「この後の展開が気になる!」という方であれば
原作はかなりオススメですよ^^
この作品の原作者は「アゴなしゲンとオレ物語」の頃から
お気に入り作家の一人だった平本アキラ先生。
(アゴゲンは現在でも僕のルーツ作品です)
異才にして、奇才にして、糞外道(褒め言葉)な氏が
生み出す渾身のギャグはアニメと変わらないクオリティで
楽しめると思いますので機会があれば是非♪
◆お気に入りキャラ◆
『緑川 花』
見た目のガーリーな可愛らしさとは裏腹に
男子生徒からは“暴君花”と恐れられている空手の
実力者にして裏生徒会書記の花ちゃん。
普段の様とブチギレした時の様、
そして意外にウブな女のコの一面に
僕の心はわしづかみされました♪
(ギャップ萌えキマシタワー)
キヨシに野ションを目撃された事によりソコから数々の
執拗なおしっこイベントに発展していくわけですが、
その中の一幕でも取り分け僕の琴線に触れたセリフがコレ。
『チ〇コ出したくらいで偉そうに
してんじゃないわよ!バカキヨシ!』
むぅ…
何なんでしょうこのアホ可愛いセリフは?
感想の方でも前述した漫画で読んだ時とは
また違ったアニメならではのインパクト、とでも
申しましょうか? とにかく印象に残ったセリフ。
まったく、やれやれだぜ!
花(ざー)さんにナニ言わせてんだって話ですよ・・。
【本音: ありがとうございます(;´Д`)ハァハァ♡
30回程リピート再生させて頂きました】
赤面しながらこのセリフを言ってのける
花ちゃんみたいなおにゃのコとは是非とも
お友達になってみたいもの!
そんでもって・・
是非とも当方のエリン…
もとい、エノキでも頬を赤らめて頂きたい!
そんでもって・・
是非ともトゥーキックでみぞおちを…(自重でゴザル)
キヨシがチン〇を出したから自らもシュバッと
豪快に脱いで相手と同じ土俵に立つという姿勢も
フィフティー・フィフティーの精神にのっとり、
大いに評価できます(ココ吉主観)
二人のおしっこイベントを観ていたら
ついつい下半身がムズムズしてしまった殿方は
意外と多いはず、、ですよね!?
(えっと…石化ではゴザらん。尿意の方でゴザルよ?)
何だか、キヨシの想い人である
千代ちゃんの存在が霞んでしまうような。。
それぐらいにインパクトとアホ可愛らしさを
併せ持つ凄まじくお気に入りキャラです♪
{/netabare}
◆OP曲 『愛のプリズン』
歌 : 監獄男子
(神谷浩史・小西克幸・鈴村健一・浪川大輔・興津和幸)
◆ED曲 『罪深き俺たちの賛歌』
歌 : 監獄男子
OPとEDともにキヨシ、ガクト、シンゴ、
ジョー、アンドレを演じた男性声優さんが歌っています。
特にOP画とサビの「ぷりぷり~ずん、愛のぷりずん♪」は
インパクト大で耳と記憶に残りますw
それとは打ってかわってEDの印象は少し薄め。
「WORKING!!」みたいにOPとEDで男性声優と女性声優それぞれに担当させてみる、ぐらいの趣向が欲しかったところ。
例えばの話ですが、EDを女性陣のターンにして男子達(囚人達)を皮肉る歌詞を軽快なメロディにのせて可愛く歌っているのを想像するだけで面白くて話題になる気がしました。
◆ココからは超余談◆
少しのネタバレと下ネタを交えて当方の過去エピソードを一人語りしているだけなので色々とご理解がある方のみ読んでいって下さいまし♪
※かなりの長文なのでお時間があるときにでも^^
{netabare}
本編第10話にて退学の延期をかけた理事長からの
「尻or胸」の問いかけに対してキヨシは胸好きを隠し、
理事長と同じ尻をチョイスして熱弁をふるい見事に
退学の1日延期を勝ち取る一幕がありましたね。
そのシーンでのキヨシの様はまさに男・・
いや、漢そのものです。
仮に僕がキヨシだったらどうするのだろうか?
そんな自問自答をしてみる事にしました。
普段から“お胸様に貴賤なし”や“巨乳っ娘、ペタン娘、つるぺた娘全てのお胸様に幸あれ!”などと謳っている自分としては当然、胸一択です(キリッ)
でも、僕が胸を選んでしまうと男子達は退学に…
まぁ、いわゆる一つのバッドエンドまっしぐら。
この作品が第10話で最終話になってしまいそう…
悩みに悩み抜いた末、やはり自分は胸を選ぶと思います。
(男子達からのフルボッコは確定事項でしょうけどw)
何故なら、好きなものを好きだといえないのなら
そこで変態紳士終了を意味するのだから。
己のありのままをぶつけて儚く散るバッドエンドは
バッドエンドじゃなくて、ほろ苦いビターエンド。
これもまた漢の決断なのかなって。。。
我が生涯に一片のなんちゃらです。
んっ!?
そもそもの問題で...
自分は何でお胸様が好きなのか?
自分は何で変態紳士になったのか?
(また自問自答が始まりますw)
自らの発言に対しては常に説明責任が伴うというもの。
そして、それにしっかりと対応できるのが大人だと
僕は思っています。
ふぅ…
どうやら語る時が
来てしまったようですね(唐突)
ココ吉という人間が、ココ吉という僕が、
いかにして(お胸様好きな)変態紳士の道に
足を踏み入れたのかというお話を。。。
しばしの一人語りをお許し下さいまし。
タイトル 『小さな変態紳士誕生☆』
夏休みになると、よく泊まりに行っていた祖父の家。
釣りが大好きだった祖父と料理上手で優しい祖母は
僕が遊びに行くとマゴ可愛がりしてくれたものです。
そう、これは
僕のショタ時代…もとい、小5の夏の思い出話。
いつものように祖父と釣りに行った帰りの車中でのこと。
釣りを終えてほどよい疲労感からウトウトしかけていた僕に彼は唐突に話しかけてきました。
おじぃ『ココ吉はもう5年生だから女のコの
胸の一つや二つ揉んだ事あるんだろう?』
ココ吉『・・ぃや、ないけど。』
【本音:はぁ?いきなり何言ってんだこのエロジジイ】
小5と言えば、誰もが通る道であるところの
反抗期にそろそろ入るかどうかの繊細なお年頃。
修行さえすれば自分も波動拳やカメハメ波が
本気で打てるようになると思っていた危ういお年頃。
(ちなみに昇龍拳はこの頃既に修得済み)
そして、異性の事がちょっぴり気になり出して
色気づくおませなお年頃でもありますよね。
そんな矢先に祖父のセクハラ発言には
結構ドン引きした記憶がありますw
おじぃ『まだだと!? ワシがお前ぐらいの時は
揉んで揉んで揉みまくっておったというのに…』
ココ吉『へー、そーなんだー(棒)』
【本音:なに本気で悲しそうな顔してんだよ!?
だいたい、小5で女子のおっぱい揉んだ奴なんて
いねぇーよ! いたらクラスで「おっぱい星人」とか
変なあだ名つけられてるわ!!】
おじぃ『揉んでみたい、とは思うんだろう?』
ココ吉『・・・・・』
黙っていた僕に対して、おじぃはニヤケ顔で
「やれやれ」と言いながら後部座席に手を伸ばす。
どうやら黙秘は肯定と捉えたみたいです。
いや、実際間違ってないけど・・・
おじぃ、ちゃんと前向いて運転してね?
後部座席からおもむろに何やらブツを取りだし
僕に渡してくる。見ればティッシュペーパーの箱。
これを一体どうしろと?
おじぃ『それを1枚手の平にのせてから
窓を開けてかざしてみ?』
ココ吉『??? あっ、でも運転中は窓から
手ぇ出しちゃ、いけないんじゃ・・』
おじぃ『構わん!今はワシが法律だ♪』
ココ吉『う、うん。やってみるね。』
【本音:え?何でキラキラした目してんだよ。
おばぁに言いつけるぞクソジジイ】
色々と思う事はあるけれど、おじぃの事が大好きなので
言われた通りに車窓を全開にし、ティッシュを手の平に
のせて外へかざす素直な僕。
夕方とはいえ季節は夏まっさかり。
昼の熱気の余韻を残した生温い潮風が
“ティッシュ on the 手のひら”を
ビューッと乱暴に駆け抜けていく。
そこで、ついに、気づいてしまいました。
風と一体化した“ティッシュ on the 手のひら”から
伝わるどこか愛おしくもエロスな感覚に。。。
ココ吉『これって・・・・もしかして
・・・・・・・・・・・・・
・・・・おっぱい!?』
おじぃは(超ニヤケ顔で)コクリと頷く。
ココ吉『うわー♪うわー♪コレがおっぱいかぁ~♪
ティッシュをのせてるからまるで体操服の
上から揉んでるみたいな感じが・・するっ!』
人生初の(疑似)おっぱいとのファーストコンタクトで
否応無くテンションMAXな僕はティッシュを夢中で
揉みしだく。
多分、僕はこの時、この瞬間に
変態紳士の扉を開いてしまったのでしょう。
おじぃ『ガハハハ!そうだろそうだろ!』
豪快に笑うおじぃ。。。マジかっけぇ!!
そんな楽しそうな孫を横で見ていたおじぃは
自らの手にもティッシュをのせて運転席側の窓を開ける。
おじぃ『今のお前にはちょうど良いかもしれんな。
が、ワシはこの程度の胸では満足できん。どれ!』
そう言うと同時に車は勢いよく加速し始めました。
スピード狂なおじぃ。。。マジかっけぇ!!
速度が上がるにつれて、手のひらのおっぱいも
かなりボリューミーな揉み心地になってきました。
まさに文字通り「手に取るようにわかる」ってやつ。
でも、そんな倖時間(ハッピータイム)は
長く続かないのが世の常。
ココ吉『あっ、おじぃ! この先ってたしか、
ピカーッて光るやつ(オービス)があるんじゃ・・?』
おじぃ『おっと! いかんいかん・・。』
慌ててブレーキに足をかけて減速するおじぃ。
何とか減速が間に合って事なきを得ましたが
我にかえったおじぃの表情が一気に…
(´・ω・`)ショボーン ←こんな感じに。。。
まぁ、今思えば
これは“賢者タイム”の亜種だったのかなって。
ココ吉『・・・・・』
【本音:あ、あれ?さっきまで自分が法律だ、
とか何とか言ってたような・・・?】
また色々と思う事はあったけれど口には出さない。
空気をしっかり読む事ができた小学5年生の僕。
そこから家に向かう帰路は互いに会話を交わす事はなかったけれど、ガレージに車を停め終えたおじぃが一言。
おじぃ『ココ吉よ、今日の事はカミサン(おばぁ)には
絶対内緒だからな?男と男の約束だからな!?』
ココ吉『うん、わかってるって』
何ともまぁ、やんちゃなおじぃではありますが
この日を境にもっと仲良くなれた気がしました。
それからというもの、おじぃは僕を色んな所に
遊びに連れて行ってくれて色んな事を教えてくれました。
自らの体験を元にした女のコとの接し方や口説き方、
そしてここで書くのもはばかられる内容の
アレやコレやetc...
よく「早く一緒に酒が飲みたいわ~」とか
「彼女ができたら紹介しろよ。絶対なっ!?」
とか言ってましたが、
会話の最後に決まって言うセリフがコレ、、
『男はスケベなくらいが丁度良い。
でも、、、最後は紳士であれ。』
まだ幼かった僕には言葉の意味が正直よくわかりませんでしたが、大人になった現在はおじぃのケンゼンでミダラ~な教えがよくわかります。(わかってるつもりですw)
そんな師匠的存在だった偉大なる祖父は
天国に旅立ってもういないけれど..
現在の僕と変態紳士論を語り合いながら
酒を酌み交わす事はもう叶わないけれど..
いつか、自分にも可愛い孫ができたら
おじぃのような存在でありたい!
そう願ってます。。。
それまでは自分の道を1歩1歩邁進するのみです。
今回は久しぶりのレビューという事もあったので
ギリギリアウトな感じを狙って書いてみましたw
※もちろんノンフィクション
(ご不快な思いをされたのであれば申し訳ないです)
老若男女、年齢問わず、このレビューをお読み頂いている
紳士淑女の皆様がユーモアと遊び心を兼ね備えた素敵な
変態紳士&変態淑女にパラダイムシフトしてくれたとしたら、それはとっても嬉しいなって(*´ω`*)♪
そう、これはいわば将来を見越した先行投資の一つ。
アベノミクスならぬココキチノミクス。
そして、、、ガクトの言葉を借りるとするならば
これこそまさに“僕の乱世”と言うやつなのです。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました♪
{/netabare}