かさい さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
溢れ出る少女漫画臭
【物語】4.6
【構成】4.7
始まりと終わり、1話構成、物語の流れがとても良かった。ただ、物語性があったかは少し微妙だが、そこは2クール目に期待。各話が丁寧に作られていた印象で、締め方もとても綺麗でまとまりがあった。
【作画】4.6
見所は特に無しか。opと1話Bが良さげ。動きがなくても十分楽しめたし、作画も丁寧なのでとても見やすかった
【美術】4.65
キャラの色や質感に凄くマッチしていたし、世界観にもあってた。
このアニメのキャラにあった背景だなと強く感じたしベストに近いと感じた。
【声優】4.6
はやみん、逢坂くん共にハマり役だった。特にはやみんキャラは典型っぽくて自分的にはかなりうまうま。木々役の名塚さんも好き。ミツヒデ役の梅原さんはあまり聞かない声だけど、ミツヒデっぽさがムンムンとしていた。しかしはやみんうまい。
【音楽】4.75
大島さんパワー。
今期は六花と掛け持ち。しかし美しいく素晴らしい音楽。画面が映える。赤髪の世界観にもマッチしていて少女漫画的な演出にもぴったりだった気がする。この人は素晴らしい。
【演出】4.7
篠原さん回を中心に良演出回はちょくちょく。全体的にもいい感じだった印象。キャラ描写やタメ、少しカッコいいレイアウトなどが目にとまった。とにかく見やすかった。少女漫画っぽさが前面に出てる演出だったと思う。
【op&ed】4.6
どっちも綺麗。opははやみん。うまい。コンテより作画。曲自体はあまり好きになれなかったので4.6で。
【世界観】4.65
世界観は意外と独特。ゼンやオビというカタカナの名前であったり、ミツヒデや白雪など、完全に日本の名前であったり、結構面白い。
時代も国も作者独自。キャラは美術に溶け込んでる。設定にも無理はなかった。大島さんの貢献度は高い。
【キャラ】4.7
いいキャラは多かった。デザインも嫌いじゃない。このアニメはキャラのセリフ。とにかく真剣見ると恥ずかしくなってくるレベル。だがそれがいい。そこにキュンキュンさせられてしまう少女漫画原作独特な感じ。後半の勢いも良かった。ゼン好きですね。
雑感
全体的な話の流れは序盤はうまく掴めず、キャラを見ていく感じだった。
ゼンと白雪のやりとりがパターン化されていると感じることは否めなかった。それでも2人には始終キュンキュンさせられたし作品クオリティも全体的に安定していた。安藤監督作品でした。