cecil♪ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ほんわか、ほのぼの、時々感動...かゆいとこに手が届く日常系ファンタジー
あらすじ。
動物の耳や尻尾を持つ種族たちが暮らす異世界フロニャルド。弱冠14歳のビスコッティ共和国王女ミルヒオーレは、かつて友好関係にあった隣国ガレット獅子団領国との「戦」で敗戦を重ね窮地に瀕していた。ミルヒオーレは国の窮状を打破する切り札として異世界からの「勇者召喚」を決意し、地球の現代日本に住む少年シンク・イズミを召喚する。
1期~3期を一気に観ました。
なぜガレット国がビスコッティーを攻め続けるのか徐々に明らかになって行きます。
その流れがワクワクしますし面白くてほんとにあっという間に観てしまいました。
そして設定としてはありがちな異世界への召還ですが、その後が全く違います。
「戦」とは完全なるルールの下で戦うスポーツに近い国を挙げての興行なんです。
メディアが取り上げ、救護班が完備され、みんな真剣に戦いますが死ぬ事は滅多にありません。
散歩に行ったりピクニックに行ったりファンタジー世界でほのぼのもします。
ここまで読んで通常のファンタジー、バトル系が好きな人は生ぬるいと思うかもしれません。
でもそれはちょっと違うと思います。
なぜなら、この作品は日常系なんです。
タイトル「DOG DAYS」の「DAYS」は日々=日常だからです。
そしてこの作品の素晴らしい所は伏線を含め、視聴者が「あれ?○○ってどうなんだろう?」とちょこっと思う細かいところまでほぼ触れてくれます。
少なくとも自分が考えたものにはすべて触れてくれました。
絵もキレイですし、滑らかな動きのシーンがかなり多いです。
モブキャラの目が線なのも主要キャラとの区別がはっきりついていいと思いますし、本当にかゆいところに手が届いている作品だと思います。
ちょっとハーレム系が入ってますが世界観全体がかわいらしいので女性にも是非観てもらいたいです。
(ちなみに2期は日常系が濃いめ、3期はハーレム系が多めになります)
ということで多くの方にぜひ観てほしい作品です。