「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.4
感想・評価
743
棚に入れた
3424
ランキング
1159
★★★★☆ 3.9 (743)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

ガンダムしてるね

【14話見て を追加】

【1話見て ガンダムしてるね】
{netabare}マクロスってどんなもの?
と聞かれると答えやすい。
・飛行機が変形するロボット、バルキリーが出てくる
・三角関係
・歌
これからが構成要素として入っていると「マクロス」と言えそう

じゃあ、「ガンダム」ってなんだろうね。
・搭乗式二足歩行型ロボ、モビルスーツが出てくる
・少年たちの成長物語
・(主にキザで変なセリフ回しの)ライバルとの対決
・大人たちとの軋轢、大人への反抗
・恋の目覚め、初恋
・人と人の相互理解
この辺が入ってると「ガンダム」になるのかな。

・二足歩行型搭乗ロボ、モビルスーツが出てくる
(バンダイの要望を受け)ちゃんと1話から出てきたガンダムバルバトス。

・少年たちの成長物語
少年一杯。リーダーに従順に従属する主人公がどう変わっていくのか。

・(主にキザで変なセリフ回しの)ライバルとの対決
査察に来る貴族っぽい人?

・大人たちとの軋轢、大人への反抗
所属会社での主人公たち少年への大人たちの扱い。
バルバトスも、
”昔の遺品”と大人が諦めていたものを、
”少しでも可能性あるなら”と主人公グループが勝手に独立運用を探ってた臭い。

・恋の目覚め、初恋
フラウ枠、ちょっとダサめの女の子
セイラ枠、ちょっと世間ズレしたお嬢様

・人と人の相互理解
主人公の性格付けから、対人関係が微妙。変わっていく要素。
お嬢様との握手やり取りは面白かった。

ちゃんとガンダムとしての要素を綺麗に盛り込んでくる。
しかも、1話として、世界観説明をしながら。
こういう手際が同期ロボアニメのあっちにも欲しかった・・・
フラナガンから続く”人の体に手を加える”ってガンダム系譜設定もあるし、
主人公とリーダーの関係とか特定方面女子にウケそうだし。
まぁ、見事なお仕事である。

しかも、ロボットものとして、戦闘が熱い。
モビルワーカー同士という泥臭い戦い。
有利な高所陣地も、圧倒的物量の前に苦戦を強いられる主人公たち。
なんとか戦線を持ちこたえるも、敵MSの登場で一気に戦況不利になる。
リーダーの危機!そこへ!
鈍器という泥臭い武器を手に、敵MSをぶち殴るガンダムバルバトス。
良い!熱い!!

2話はバルバトス起動シーンからやるのかな。
楽しめそうなガンダムだ。{/netabare}

【9話まで見て 楽しさ持続中】
{netabare}TVアニメのガンダムというと、制作側のご都合によるお約束として
・1話からガンダムを出す(Vガンダムで4話が1話になったは有名な話)
・毎話、MSの戦闘シーンがある
という製作縛りがあると思っていた。
9話まできて、バルバトスの戦闘は
・緒戦
・おっさん単騎突撃
・宇宙戦
・女性部隊戦
の4戦と記憶している。
回跨ぎもあったが、丸っと戦闘無し回も多い。
「後ろがよく許してるなぁ」
とも思うし、
「腐女子に向けるには戦闘より人間関係なのかなぁ」
とも思う。
時代の流れなのか、監督、シリーズ構成の引き受け条件なのか。

人間関係も、色んな含みを持たせつつ、面白い展開を見せてるし、
それに、登場する女性も彩り豊か。
お嬢様、幼なじみ、メガネメイド、姉御、ギャル、クール、と選り取り見取り。
サービスは腐女子向けオンリーじゃないですよ、えぇ。

戦闘シーンも、熱く見せてくれてる。
主人公機が全天周囲モニターじゃない、ってのはいつ以来なんだろう。
主人公機のVerUPも見どころの一つ(OP画が変わっていってますね)
だし、アラヤシキシステムを使って、そのうち全天周囲モニターになるんだろうか。

9話では、カンノーロって小ネタもちゃんと入れてきてるし、なかなかに見どころが
多いガンダムだ。
ここから敵にもガンダムタイプ(グシオンがガンダムってのは・・・だが)が出てくる
ようだし、盛り上がりに期待したい。

オルガ・・・どうなるんだろうねぇ・・・
三日月の自我の目覚めは「女を知ること」と勝手に予想中。

※カンノーロ
イタリアンマフィア(マフィア自体がイタリア系犯罪組織なので言葉としてはオカシイ)
を描いた有名作、ゴッド・ファーザーで有名なお菓子。
9話冒頭にこのお菓子の名前が出てくることで
「あぁ・・・このおっさんやべぇ人だ」
と分かることが出来る。{/netabare}

【14話見て OP既視感】
{netabare}折り返した本作。
相変わらず、MS戦がありません。
折り返し1話となる14話も戦闘シーン無しでした。
後ろがよく許したもんだ・・・

グシオンの頭を外したら、ちゃんとガンダム頭が中に。
バルバトスに換装するのかと思ったけど、こいつをリベイクにするのかな?

新OPに新ED。
曲は、OPは前期、EDは後期が好み。
OP画になにやら既視感。
EDのOPスタッフクレジットで納得。
 あおきえい 絵コンテ 演出
「あー、なるほど・・・」
と、アルドノア・ゼロ前期OP見返す。
「あー、なるほど・・・」
好きですよ。
あおきえい演出のOP。
何度も見かえしましたしね。{/netabare}

投稿 : 2016/01/12
閲覧 : 295
サンキュー:

5

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

かしろんが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ