chariot さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ただのうーさー好きですのでお構いなく。。

だいたい10分枠（約8分ぐらい）のショートアニメ、全13話。
3期ですがどこから観ても同じです。


物語。
今期は1話ごとに脚本家が違う作りになっています。
各話脚本担当一覧（代表作、またはうーさーと関係の深い作品。ただし僕の知ってる作品に偏りがあるので代表作は違うかも・・・その辺はご容赦ください）
{netabare} １話：宇佐義大（うーさー原作者）
２話：黒田洋介（ガンダム00シリーズの脚本・構成）
３話：中村能子（月刊少女野崎くん脚本・構成、うーさー2期の後半部分の脚本）
４話：本田雅也（プリティーリズム・レインボーライブやワルキューレロマンツェ内の数話の脚本）
５話：ふでやすかずゆき（うーさー1期脚本・構成、魔法戦争、ごちうさ、ミルキーホームズ脚本・構成）
６話：上江洲誠（蒼き鋼のアルペジオ一部脚本、構成、暗殺教室、刀語脚本・構成）
７話：イシイジロウ（ゲームクリエイター）
８話：綾奈 ゆにこ（デレマス、バグマン1期などの数話脚本）
９話：コヤマシゲト（イラストレーター、うーさー1期のエンドカード）
10話：高河ゆん（漫画家、ガンダム00キャラデザ）
11話：小高 和剛（ゲームクリエイター、ダンガンロンパ等）
12話：髙橋龍也（THE IDOLM@STER、デレマス、グリザイア等数話脚本、To Heartなどのゲーム脚本）
13話：虚淵玄（PSYCHO-PASS、まどか☆マギカなどの脚本）{/netabare}

様々な横の繋がりを駆使して（？）本職は脚本家ではない方まで引っ張り込んで、多彩なうーさーを堪能出来る1作となっております。
・・・多分。。

好きな回は7話。
人狼ゲームの回です。
脚本担当のイシイジロウ氏は残念ながらよく存じない方ですが、どうやら人狼がお好きな方のようです。
{netabare}この回は単に４人の女子高生とうーさーがゲームをするだけの話ですが、なんと言うか・・・
この人、うーさーのキャラ設定をしっかり理解して作っている！という感動が・・・（笑）
他の脚本と比較してではなく、とにかく「ああ、人狼ゲームってこんなゲームだったわな」と納得してしまうオチに痛く感動しまして。。
{netabare}結局、腹黒いヤツが勝つゲームなんだ、と。
視聴者を騙す事はミステリーでもよくある手口ですが、普通に騙されてましたからね、僕は。。
観終わった時の「それって・・・うーさー勝ちじゃん・・・」という単純バカがやられた感込みで面白かったです。{/netabare}{/netabare}

2話、4話、10話も単品では面白かったです。
ちょっと期待していた13話は色々なSFのオマージュ作品で、さすがに尺が足りず出来としては期待の大きさもありやや不満もありました。


作画。
どう見ても2Dなのに実は3DCGで作られているうーさー。
しかし・・・
「第12話は普段の3DCGではなく、全編を作画で、それもﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽのﾌﾙﾃﾞｼﾞﾀﾙ作画を導入してみました。いつものうーさーらしさをｷｰﾌﾟしたまま柔らかい印象に！」（うーさーTwitterより引用）
との事。
　※うーさーのカタカナ半角は気にしないでくれ。意地でも全角にしないんだ…

もはやうーさーが3DCGだって事も忘れるぐらい平面な所にわざわざデジタル作画にしたチャレンジ精神ってなんだろう。
制作会社が苦労しただけなんじゃないだろうか。
小さな所に敢えて面倒なチャレンジ、心意気を買って4.0にしておきます。


声優。
無駄遣いが過ぎますね、相変わらず。
4話にて1期からいたけど喋らなかったあじぽんと名物が喋ります。
あじぽん：水樹奈々
名物：諏訪部順一
・・・おいおい。
コラボもそうだけど、制作費をこの辺のギャラでだいぶ遣っちゃってないか？
しかし相変わらず女子高生4人は棒だ・・・
今となってはそれも味だと思うようになってきた。
慣れって恐ろしい。。
無駄に豪華なので4.5にしたけど、まあ気にしないで。


キャラ。
脚本家が違うからでしょうか。
やや設定的に意外と思える動きをする事もありましたが、概ね良好。
若干、うーさーのはじけっぷりが弱かったかもしれません。
まあ、うーさーがうーさーならそれでいいです。


音楽。
短いアニメなので主題歌以外に評価項目がないんですが・・・
とりあえず Yun*chiさんの「Lucky Girl*」は可愛くて良かったです。
うーさーって歌だけはいつもキャッチーでいい曲選んでくるよね。。


まとめ。
僕はうーさーが好きです。
なので恐らく一般的な見地から見ると評価点はおかしな事になっていると思いますが、気にしないでください。
客観的につけようと思っても「ここは良かった」→加点で成り立ってます。
減点がない以上、こうなるのは仕方ない事。
「あ～こいつアホだ」と思って見なかった事にしておいてください。

ショートアニメでゆるい設定ですので、暇つぶしにでも観てください。
うーさーが好きにやってるだけの作品ですので何かを求めてはいけません。
視聴された方がどこかで「ここ面白い」と思えるところがある事を祈ってます。


うーさー本人は「作るの面倒」っぽい事をよくつぶやいてますが、BD上下巻買うので4期も作って欲しいです。

誰得？俺得だ、文句あるか！（笑）