「機動戦士ガンダムUC/episode1 ユニコーンの日(OVA)」

総合得点
77.6
感想・評価
1022
棚に入れた
5215
ランキング
611
★★★★★ 4.1 (1022)
物語
4.1
作画
4.4
声優
4.0
音楽
4.2
キャラ
4.0

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私はまたここへ還えってきてしまった

「ガンダム」

思えばこの言葉どこへ行って聞く言葉…

大人になって社会に出て…からでさえも聞く言葉…

いつしか私は「ガンダムと言う名の重力に心惹かれ、未だ飛び立てぬでいる愚民共を粛清してやらねばならん!!」

と、ワケのわからない事を宣い。

「ガンダム知ってる~♪」という女子は大概
「元彼もしくは今彼に教え込まれた朧気な知識で浮かれんじゃねぇ!」

と偏見を持つほどに「ガンダム」という言葉に鬱陶しさを覚えていた…



しかしこのような状態だった私の状況は唐突に終止符をうつ。

「機動戦士ガンダムUC」

の登場である。



宇宙世紀シリーズ

富野節

演出表現や構成カット割等の視覚的効果で「それとガンダム映像だ!」と感覚的にわからせる映像

単純に現在の映像クオリティ


たったこれだけの要素を作品に見ただけで

永久凍土に封印されていた私のガンダムは

再び大地に立っちゃったじゃないかヽ(´Д`;)ノ


宇宙世紀シリーズ以外の作品もなんだかんだで観てはいたが「なーんかお気に召さない」でいたらしく

なんの事はない「単なる宇宙世紀贔屓のオールドタイプ」だっただけじゃんと自己完結を迎える。


己の体に刻まれた「Gの刻印」を見て何かを思うといったような事は無いのだと思っていた

ヘルメットのバイザー越しに見える宇宙

そこに身を任せ漂う浮遊感

気づけば叫んでおり

気づけば涙を流しており

時には操縦席で膝を抱え震えているような


そうだ私はまたこの感覚の中に還ってきたのだ

一度はガンダム(地球圏)を離れもしたが

結局私はまたここにいるのだ。

投稿 : 2015/10/04
閲覧 : 217

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