ピピン林檎 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
第1-2話はもの凄く面白い《退魔もの》だが・・・
こういうのを“竜頭蛇尾”というのかも知れませんね。
そういえば、登場する魔物が{netabare}鵺(ぬえ)と白い竜?{/netabare}でした。
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
============ 喰霊 -零- (2008年10-12月) ============
{netabare}第1話 葵上 -あおいのうえ- ★★
第2話 憎発露 -にくしみのはつろ- ★
第3話 邂逅砌 -かいこうのみぎり- ☆
第4話 務大義 -つとめのたいぎ- ☆
第5話 頑想 -かたくなのおもい- ☆
第6話 美敵 -うつくしのてき- ★
第7話 呵責連鎖 -かしゃくのれんさ- ☆
第8話 復讐行方-ふくしゅうゆくへ- ★ 急展開で面白いが、伏線不足は×
第9話 罪螺旋-つみのらせん- ☆ 伏線不足は×
第10話 悲劇裏 -ひげきのうら- × ここで第1-2話につながるのは良いが、作画ほぼ使い回し(まるで総集編)はダメ
第11話 命乱 -うんめいのみだれ- ☆ ヒロインが内発的に決断するわけでない点がイマイチ
第12話 祈焦 -いのりのこがれ- ☆{/netabare}
◆総評
2008年制作・放送ということで、当時は相当に斬新な作品だったのでしょう。
本サイトでの総合4.0という評価の高さにも、そうした当時のファンの方の思い出補正がかなり掛かっているものと思いました。
これから視聴を考えておられる方は、2010年代に入ってからの同程度の高評価アニメに比べたら色々と古臭さがある作品、ということに予め留意して、多大な期待をもたずに見始めるくらいが丁度良いと思いました。