タック二階堂 さんの感想・評価
2.2
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 1.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
命を金で売るモグリ医師の若き日。
医療漫画の金字塔、手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公
である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックの若かりし頃の姿を描く。
のちの「ブラック・ジャック」こと間 黒男は、子供の頃に命を助けて
もらった外科医・本間に近付くため、医者を目指し技術を磨き続けて
いる医学生。
彼はなぜ無免許で法外な金額を要求する闇医者「ブラック・ジャック」
となったのか…!?
1960年代を舞台にブラック・ジャックの知られざる過去を描き出す話題作!!
また『ブラック・ジャック』の登場人物のほか、
『リボンの騎士』や『鉄腕アトム』など手塚治虫作品の他作品の
登場人物たちが俳優のように登場するスターシステムを採用し、
作品に花を添える。
(公式サイトより)
というお話。
初回は、黒男の初手術が題材。
のちに法外な手術費を請求するブラック・ジャックですが、まんまと
値切られてしまうというオチ。
60年代安保時代が背景のわりには医療機器が今っぽいとか、
細かいツッコミはありそうですが、内容・作画自体は及第点です。
ヒロインの岡本舞子も、ちゃんと手塚漫画していますしねw
スターシステムというのが、どんなものなのか分かりませんが、
アトムとリボンの騎士って、これにどのように絡めるのか謎です。
とりあえず僕はピノコ待ちですかねw
-------------2話視聴後、追記です。
初回である程度の評価をしましたが、2話で評価が急降下です。
ほかの方も指摘している通り、心臓移植をするよう迫られた黒男。
しかし、患者が心停止。そこで思いついたのが、ドナーに整形を
施し、患者になりすまさせるというもの。
それはいくらなんでも無理があるでしょw
そもそも難民として出稼ぎに来た外国人労働者が、新興宗教の教祖の
おじいさんに成りすますって、そりゃないよw
こういった無理のあるストーリー展開を、今後もしていくようなら
視聴断念もあり得るレベルです。
-------------4話視聴後、追記です。
ベトナム戦争のさなか、藪を追って黒男もベトナムに行くわけですけど…
これ、ベトナム戦争時の話ですよね?
なんでジャーナリスト・高柳が持ってるカメラ(ライカ?)がデジタル
なんですかね?
そして、ゲリラ戦が行なわれているダラットに行くわけですが、
高柳が「さすがに暑いな」とのセリフ。
僕、ダラットに行ったことあるんですが、暑い街ではありませんよ?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88
むしろ、高地でひんやりしています。
そういう検証すれば潰せるはずのバグ取りをきちんとやっていないのは
非常にマイナスポイントです。
リアルなことを作品にするなら、そういったことはちゃんとしないと
知ってる人から見れば、ん? ってなってしまいます。