ふぁれのぷしす さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
エンタメ性が弱く、少し間延び気味
駆け出しで仕事が少ない新人声優2人と子役出身の中学生でそこそこ仕事がある声優、計3人による
3人でユニット組んだり、声優業界やそのお仕事を中心に話しが進む内容です。
ちょっとそれだけではエンタメ性が弱く、淡々と多岐にわたるお仕事を紹介されて間延び気味です。
つまらなくは無かったのですが、一言で言うと「華がない」でしょうか、
原作者が声優だから、声優の厳しい面も描きたいのでしょうけど、そういうのを出すにしても、
カタルシス的なものが無いと、やはりエンターテイメントとしては弱いかな。
{netabare} 中学生声優の「鈴」ちゃんがエスカレーター式の一貫校から、親友と別れ離れになっても声優をやる為に芸能高校へ転校する話しとかは良かったので、ああいうのを最終回に持ってきたり出来なかったのかなと。
最終回で査定切り(事務所解雇)されるような話しや(アニメではもう1年保留)、ドラマCDからアニメ化の際に、ユニット内の2人が直接的にキャスト変更する話しなど重い話しも多く、かといってカタルシスもあまりないので、うーんどうなんでしょう。{/netabare}
それにしても声優なりたい人って多すぎでしょとは思います。
そんな中でも、私がアニメを視聴して、この人の演技や声良いな記憶に残るな、って思った声優は、
その後、違うアニメ作品にも良く登場してくるので、こんな人多すぎの中でも差はあるんだなと思います。
大変でしょうけど、芸術など創作を扱う世界はこのような感じだとは思います。