むーさん さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

せつねええええ！！！！！！

自分に正直になれない
そんなこといっぱいありますね
主なヒロインは三人
大河とみのりんとあーみんですね

本当に好きになるとは何なのか
好きといえどいろんな種類があると思います
一目ぼれだとか・・・
この作品では主人公の好きな人が変わりますよね
主人公の好きという定義が変わったからだと思いますよ
単に魅力を感じさせるだけではなくて
少しずつ成長していく主人公・ヒロインがうまくかけています
恋愛とは自分が考えているよりもっと深いものかもしれません

まずは一ヒロインであるみのりん視点で話を進めたいと思います
最初恋というものをＵＦＯやら幽霊にたとえていましたね
親友の気持ちも分かってる
自分の気持ちも分かってる
親友を傷つけていいのだろうか
正直になるべきだろうか・・・
こうした心理的な迷いが見受ける場面もあります
あーみんにもつかれてしまいましたしね

そして、ラストにはもうだめと分かっていても
思いを告げ、親友の後押しもしました
自分は大丈夫と口では言うものの
あーみんの家でお別れをして後に気持ちがあふれ出ていました
（そこはあーみんやっぱ大人！！）って感じです
自分を装うためのハイテンションキャラ・・・
そういうの分かる気がします
考えてたら自分が惨めになってしまいますものね・・・

そして大河視点行きましょう
最初の出会いはふとしたきっかけから「近所だから」でした
横暴な性格にもかかわらず一途に北村君に恋していた
家庭がひどく何度も信じようとした父に裏切られ
母ともうまくはいけず
そんな自分にはらがったっていました
そこに竜二と出会い
その優しさに触れ
人との関わり合いを拒絶していた大河にとって
新感覚で家族のように感じていたでしょう
それが恋なのだと親友からも気づかされ・・・
もともと義理深い大河です
狩野会長とのやりとりは心打つものがあったと思います
そのとき大河は何を思ったか・・・
北村君への愛ゆへの？
北村君を傷つけたから？
北村君が自分のことを・・・と浮かれていた気持ちに対する
羞恥心でしょうか？
どれも当てはまると思いますし
もっといろんな感情をもちあわせていたかもしれません
いろんなことも考えて行動していたのですから
そう大河は考えられるんです
自分がいやで自暴自棄であった大河・・・
竜二と出会いいろんな人と出会い見直していく・・・
この作品で一番成長していたのは間違いなく大河でしょう
終盤ではデレもみせつつ心にゆとりができたことが伺えます
ラストの修羅場からキスまでは最高でしたね
今でも鮮明に覚えています

長くなってしまいましたが
自分が言いたいことは
ヒロイン三人とも最高！！！
人の交錯した思いが伝わっていきます
そして　とらドラ最高！！！！！