「ぼくらの(TVアニメ動画)」

総合得点
81.9
感想・評価
1889
棚に入れた
9817
ランキング
389
★★★★☆ 3.7 (1889)
物語
4.0
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.9
キャラ
3.7

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ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かったけど、ちょっと軽すぎるかも…

絵的に小学生たちが主人公のホラー映画かな〜と思って見てこなかったのですが、
いったん見てみるととても引き込まれました‼︎

自分のためのメモ書き程度のレビューなので飛ばしてもらって構いません↓

1〜6
{netabare}
☆1話
ダークなOPより始まります
少年少女が胡散臭いおじさんに出会って、巨大ロボットに乗り敵を倒すゲームをすることになります
おじさんが手本として敵を倒します。

☆2話
少年たちはコエムシに出会います。似てないのにQBっぽく見えます(笑)
巨大ロボットは地球を守るジアースと名付けられます。
ワクが最初の操縦士に選ばれ、苦戦しますがなんとか勝ちます。
意外とあっけない、シリアスになるのはまだまだこれからなのかな⁇と思いましたが…
ワクが雄叫びをあげてたのに対してウシロが"恥ずかしいんだよ"と肘で突くと…‼︎
ワクがジアースから落ちますΣ(゚д゚lll)
早くもシリアスになってきました。。

そしてここで1話でおじさんが座っていた椅子の円陣を思い出しました。
ひょっとしておじさん以外みんな死んじゃったとか⁇でしょうね…

☆3話
ワクはやはり死んでいたようです(;_;)
少年たちが呆然とワクのお葬式に出る中、コエムシのもとに次のパイロットがコダマに決まります。

☆4話
敵が現れ、コダマがジアースを操ります。
コダマはかなり性格的に異常があるようで、人々を踏み潰してゾクゾクしています(~_~;)
そして敵を倒しますが、コダマはふっと死んでしまいます!(◎_◎;)

「あれ〜言ってなかったっけ?

おまえらは戦いの後必ず死ぬってことだよ…」
こいつやっぱりQBだろ…!

☆5話
パイロットが命を落とすと知ってカコが荒れていく中、カコが次のパイロットに選ばれます
またここから国防省も関わってきます

☆6話
チズと荒んでいるカコとの間で一悶着あった後、
敵が現れたことによる建物の崩壊により、カコが死んでしまいます。。
{/netabare}
7〜12
{netabare}
☆7話
カコを殺したのは自分だと言うチズの、過去編。
このゲームが始まる前からドロドロしてるのね…(>_<)
でもカコに対するチズのひどい態度も、この過去のせいだと思うと行き場のない気持ちに襲われます。。
新たなパイロットにチズが選ばれます

☆8話
チズが私怨の復讐に走りますが、結局は愛した先生と姉を殺せません。
チズは他の少年少女と、必ずみんなも自分に続くという約束をしたのち敵を倒しお腹の子とともに静かに亡くなります。

☆9話 感動回!
ダイチが次のパイロットに選ばれます。
ダイチは父親が失踪したあと新聞配達のバイトをしながら妹弟3人を養ってきた少年です。ダイチは選ばれたあと、残される妹弟を想ってできる限りのことをします。
敵との戦いで遊園地を潰せなかったところでうーん(>_<)と思いましたが、まさかそれが伏線になっているとは…!
戦闘後、妹弟3人が遊園地に行くと「奇跡的に」無事だった遊園地が営業していて、しかし小さい妹弟が「ダイチお兄ちゃんがいないと楽しくない」と駄々をこねて…
完全に涙腺崩壊しました(;_;)(;_;)
こんなに泣くとは…(;_;)
ダイチのお父さんもひょっとして、ジアースに乗って失踪した…?ココペリの年齢を考えるとあり得ませんかね、それは(´・_・`)

☆10話
ナカマが選ばれます。ナカマについてのお話ののち、ナカマは義務ではなく自分のために戦おうと皆に言い、敵を倒します
戦闘に勝った描写もナカマが死んだ描写もなく、話が飛んだ感がありました(._.)

☆11話
モジが選ばれます。モジの椅子がナギの病院の椅子である描写がありウルッときました(;_;)
モジは敵に対し心理戦を挑み、相手も心を持っているということを見抜きます

☆12話
次のパイロットにはマキが選ばれます。
敵が現れますが、周りの様子が今までと違う…
「地球だよ。…てめえらの地球じゃあねえけどな」
⁉︎⁉︎
今までの戦闘は、他の地球との戦い⁇
{/netabare}
13〜18
{netabare}
☆13話
戦場にはホームとアウェイがあり、ここはアウェイ、少年たちとは別の地球であることが明かされます
マキは相手を倒すことを躊躇しながらも、自分の家族がいる地球はここではないと自分に言い聞かせて相手の急所=コックピットを潰します
マキはちょうど生まれた弟を抱いて椅子に揺れる幻想を見ながら息を引き取ります…
次のパイロットにはキリエが選ばれます

☆14話
ここ数話でかなり政治的事情が絡んできます
また国防省の協力者である田中がウシロの母親であることが判明します( ゚д゚)
ジアースに乗った戦いだけでなく、周辺事情まで深く踏み込む展開になってきた印象があります(´・_・`)

☆15話
敵を前にしてキリエは戦わないと決意します
しかし敵は自滅。
キリエはとりあえず一命をとりとめます

☆16話
戦う決意をしたキリエが見事な操縦で敵を倒します。
そして"契約していない1人"がマチであることを見抜きます
マチとココペリはこの地球の人間ではないとわかります
(コエムシはマチの兄である模様( ̄O ̄;)
コエムシも他の地球のものということでしょうか(°_°))

次のパイロットにはアンコが選ばれます

☆17話
アンコが苦戦しながらも勝利します。
ここでカンジとアンコのラブストーリーな感じになりますが…そんなフラグありましたっけ…(´・_・`)
また気になってはいたのですが、国防省の大人2人の席がなく、未だに指名もされないのは何故なのでしょう…⁇
次はコモです

☆18話
政府はジアースのテクノロジー開発を優先し、子どもたちを救う気がないようです(°_°)
真実を明らかにしようとしたコモの父親が襲われ、阻止しようと乗り込んだ田中さんも銃殺されます
田中さんここでいなくなっちゃうなんて(;_;)
まだウシロに何も伝えてないのに…(;_;)
{/netabare}
19〜24
{netabare}
☆19話
ウシロの両親のお話。

☆20話
マチから真実が話されます
マチとコエムシ兄妹の過去、この戦いの本当の目的…

☆21話
カンジが戦ってコックピットを潰しますが、カンジの母親の研究ジアースプログラムが敵に利用され、戦場一体の電力が吸い尽くされます
カンジは辛抱強く戦い、電力切れに追い込んでなんとか倒します

☆22話
ウシロはカナ、マチとともにおじさんのもとに帰ります
ウシロの過去、家を出るまでの経緯が語られます

☆23話
カナに契約させようとするコエムシをマチが撃ち殺します
そして皆の意思で、次のパイロットがマチに決まります
ジアースと敵との戦いに国連が関与してきます
軍による火の海の中、ジアースは苦戦しながらも敵を討ち取ります
そして次はウシロの希望で、ウシロがパイロットになります

☆24話
ウシロはもう一度おじさんのもとに帰り、すべてを話します
そしてカナをおいて1人で戦いに出ます

「カコも時間が欲しかったんだろうな」
とうとう最後の戦いが始まりました。
「ワクみたいに叫んでみるかな…」
ウシロは周囲に無関心でいる様子で実は皆のことよく考えていたんですね(;_;)
「キリエのやつ、よくあんなに動かせたな」
「俺は見てきたんだ ダイチを モジを ナカマを」
「コダマもこんなだったのかなぁ」
30時間にわたる死闘を、ウシロは乗り越えます
疲れ果てた様子でウシロは、
「これで、自由になれる…」
そしてジアースはバラバラに…

場面はガラリと変わってカナのその後の日常が描かれます
カナは兄たちの戦いを語り継いでいきます。。

戦い後ウシロは死んだのでしょうが、倒れたような様子は描かれず
唐突にカナの場面に移りすぎたような気がします
もう少し、余韻の残る終わり方は無かったのかな〜

{/netabare}

…かなりダークですね。はじめの方はただただ鬱展開でしたが、だんだん役目を終えて死ぬ前に少しの救いが見られたり、様々な思惑が絡まって想像を巡らさせられる展開が繰り広げられます。

全24話を見終わって…
鬱になる部分もありますが、途中からあまり気にならなくなります
逆に言うと、人1人が死んだという終わり方ではないというか、淡々と進んでいったような気がします…(´・_・`)
最終回でさえウシロの死が重いものには感じにくい最期でした
次々と主要人物が死んでいくので、慣れてしまったというのもあるかもしれませんが…

救いのない、鬱のまま終わる作品ではありませんでしたが、最後までもう少し死を重く表現して欲しかったと感じました〜


作画はたまに崩壊してます(^^;;
OP,EDは雰囲気が統一されていてよかった♪

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 291
サンキュー:

9

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