青陽 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
笑溺れて
「笑ってやって下せぇ、ハイテンションカオスラブコメの始まりでございます」
高橋留美子もびっくりな
superどたばた任侠ラブコメディ!
昨今なかなか見ないよ?こんな怒涛のギャグパワー
その緩急は鋭く。激しい勢いを後押しする 程よい塩梅のパロネタもまたをかし。
そんな中で節目節目に入るラブ推しの回がキュンとしてまた良い。
OPもかなり好き。海の潮と夏のロマンスの香りがする。夏に聴きたいアニソンがまた一曲。流石モモーイさん。
このOPと出会えただけでも見てよかったと思える!
そして最大の魅力 兼 困惑の元である
清々しいほどの混沌っぷり!あれを前にしたら
もはやレビューやら考察など無用の長物になる。
評価しようなんて難しくかんがえなくていい。
ただただ、笑えばいいと思うよ。
特に腹筋へ壊滅的なdamageを受けたのは
20話!
レビュー書かずにただ楽しんで終わるつもりだったけど、これがあまりに面白かったので記憶しておきませう。
「男たちの挽歌」
{netabare}
娘の気持ちを理解しようとする父親たちの奮闘が描かれた神回。
Aパートの途中までは良い話になりそうだったのに、どうしてこうなった。
ルナパパ「年頃の娘の気持ちを理解するには…」
年頃の娘=ギャル
検索ワード:ギャル→検索結果:ギャルゲー
「…これだ、間違いない!」
ここに登場するギャルになりきって今時の子の気持ちを追体験すれば娘の気持ちもわかるはず!→セーラー服女装ターミネーター
…間違いしかない!(笑)
あれはズルい、あんなんいきなり出てきたら噴き出すに決まってんじゃん!I am glad that I did not drink something.
ダダンダンダダン×2
父親の変わり果てた姿を目の当たりにした燦ちゃんたちが流浪の旅に出て
物語はロードムービー化するのかと思われたが
結局またしても燦ちゃんのお母さんがかっこいいところを見せて
何とか事態は収拾がついたのだった…。
カオスなストーリー展開が多い今作でも究極にカオスだった。
ちなみに
燦ちゃんが猫耳つけたときに、人間の方の耳が髪で隠れるさり気ないこだわり…スタッフの萌えに対する深い理解を感じたね。
{/netabare}
最終回の展開も皆が加勢に駆けつけてくれる王道パターンで熱かった。ほんとに勢ぞろい!
えっ、もう他にいないだろ?と思ったら
セーラールナパパが現れてまた笑った。
最大のピンチを愛で乗り越えて好きだと告白をしたものの、再び日常に戻る
どたばたラブコメとして完璧な締めくくり。
嵐のような26話が過ぎ去り
あの超絶カオスが見れないこと、夏が終わったことに寂しさを感じつつ……人魚に出会えると信じて、海へ溺れに行くとしよう。