あしすと さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
こういうタイプの作品ならもっと詰め込んだほうが面白かったかも
原作未読です。
まず大前提。
・自分の好みとして、こういうラノベ原作系中二バトルハーレムものは大好きです。
・ただしその中でも、自分は「主人公をカッコよく」「ヒロインをあざと可愛く」チューニングした作品のほうが好きなので、この作品のように「あえてチューニングを放棄してお約束を単純化することでギャグっぽく見せる」中二作品はあまり好きではありません。
・また、作画がここまで悪い作品だと、いくら作画に寛容な自分でも気になってしまいます。このレベルの作画にしかならない予算・制作環境なら、別に無理してアニメ化しなくて良いのに…と。
以下、ネタバレありです。
酷評気味だと思います。
{netabare}これらの前提の上で、「このような中二バトルハーレムアニメ一般」に対する感想ではなく、あくまでこの「空戦魔導士候補生の教官」というアニメに対する感想を考えるなら…、
【ヤマ場が少なく感じて退屈】
でした。
こういうタイプの作品って、ある程度の「ヤマ場(=ボス戦)」が定期的にあったほうが盛り上がると思います。
個人的には4話ごとにボス戦、全12話で原作3巻まで、というペースが無難だと思うのですが、まぁボス戦のタイミングはそのプラマイ1話くらいがオーソドックスなペースかな、と。
しかしこの空戦。5話の最終盤に最初のボスがやっとお目見えして、ボス戦は6話という構成。
ならそれまでに盛り上がりがあるかというと、決してそんなことはなく、5話まではずっとプロローグ。
いやね、ヒロインが萌え可愛い作品だったらそれでもアリかなと思うんですが、自分にとってこの作品のヒロイン達はお約束に極端すぎて可愛らしくチューニングされていない「ギャグヒロイン」ばかり。
しかも作画はアニメ界最底辺レベル。
この条件だったら、メッチャ駆け足でストーリーを進めて、多少雑になっても2~3話に1回ボス戦をいれることでヤマ場を多くしたほうがもう少し退屈しない作品になったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか…?
{/netabare}