HIROTO さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
決まっていたんだろうな
四月は君の嘘
ずっとピアノを母親から教わっていて、虐待に近いスパルタ教育をされていた
有馬公正が母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、ピアノを弾くことをやめて、親友の彼女が無理やりにピアノ同伴を頼むことから始まる。
音楽がすっごいいい。ピアノの音で表現するのはすごい難しい事だと思うけど、しっかりとそれがわかる。
それによって色の表現までされてるのがすごいと思う。
有馬 公生
母親からずっと譜面に忠実な演奏を強いられていて、コンサートでは無敵の存在。
母親のために引いたピアノは最高の演奏だったが、母親から酷評され殴打される。ただ褒めて欲しかった公正はショックで『お前なんか死ねばいいんだ!』と言ってしまう。その直後に母親は泣くなり公正にとっての深いトラウマとなりピアノの音が全く聞こえなくなってしまう。
もう一人の主人公宮園 かをりに無理やり引っ張りあげられ、少しづつピアノと向き合う様になっていくのがすごいよかった。(ただし教え子にはドS。
紘子さんに音の聞こえなくなることは母親からの贈り物だよ。と言われてるときは本当に感動した。
宮園かをり
天真爛漫って言葉よく似合う女の子。
ヴァイオリニストとしても楽譜に囚われずに、自分の好きな演奏を好き勝手に弾いていた。でも聴く人を魅了してたから卓越した才能があったと思う。
中盤以降は空元気な感じもあり、画面に移るたびにちょっと切なかった。
公正ともう一度ちゃんと一緒に演奏したかったんだろうな。
やっぱり、好きな人には意地悪したいしケンカもしたいしもっと一緒にいたかったんだろうなってすごくおもった。
澤部 椿
公正の幼馴染の女の子。
ソフト部で活発で公正のことを弟みたいに想ってた。
けど視線ではよく追ってるし一番気にかけてたのを見るとやっぱり恋してたんだろうなあ。
自分の気持ちに気づいてからは本当に一途だし、公正とはずっと一緒にいて欲しいと思った。
渡 亮太
公正の親友。
かをりの出汁にされた男の子。
すごくいいやつで自分もかをりの事を好きだけど、かをりが公正の事を好きなこと、公正がかをりを好きなこと気づいてたから一歩引いていたのがすごく切なかった。めっちゃいいやつ。
最後まで見ないとタイトルが何を指しているかわからない。
最初からずーっと片思いしてて、でも嘘をずっと演じていた。
やっぱり君で良かった。
届くかな。届くといいな。
有馬公生君。
君が好きです。好きです。
好きです。
カヌレ全部食べれなくてごめんね。
たくさんたたいてごめんね。
わがままばかりでごめんね。
いっぱいいっぱい・・・ごめんね。
ありがとう。
おわり。(号泣