おぬごん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
なぜチンアナゴじゃなくてニシキアナゴなのか
そのタイトルと表紙でそこそこ話題になっていたラノベが原作
タイトル通り、行き過ぎた規制により健全になりすぎてしまい、下ネタという概念さえもなくなってしまった世界が舞台
序盤は中学生レベルの下ネタが連発される上にやたらと(自主?)規制も多く、若干退屈
OPで例のプールが爆破されたのには笑いましたけどねw
しかし中盤以降にある人物がとんでもない変態として目覚め、そこからは他キャラや話の展開との相乗効果もあり鰻登りの面白さに!
特に強烈な終盤の悪役と、轟力先輩の意外な秘密には爆笑しましたwww
ちなみに11話が実質の最終回で、12話はあからさまなオリジナル回でした
JC STUFFのオリジナルといえば悪評高いですが、話はかなり強引なものの、お祭り的雰囲気でまずまずだったと思います
ラストを温泉地の秘宝館で締めるのも、作品のテーマに合っていて粋でした
OPやEDをはじめとしていい意味で馬鹿で、ギャグモノとしての弾けっぷりは素晴らしかったと思います
オリジナルキャラを用意してまで小倉唯ちゃんにHなことを言わせていたのもGJですね!!
1点だけ気になるのは、この作品のマスコットですね
細長い棒が穴に出入りする姿が作品にぴったりなのは分かるのですが、なぜチンアナゴではなくニシキアナゴなのでしょうか
名前的にはチンアナゴ以外ありえないのに…オレンジのニシキアナゴの方が見栄えがいいからでしょうか…?
余談ですが、この作品、中国での配信が非常に好評だったらしいですね
下ネタなんて基本的に言葉遊びですから、おそらくはこの作品の、規制への反抗という展開がウケたんでしょうね…