「がっこうぐらし!(TVアニメ動画)」

総合得点
81.7
感想・評価
1938
棚に入れた
9639
ランキング
399
★★★★☆ 3.7 (1938)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

狂気演出が良い。軽度ネタバレあり(12/12話)

niconicoにて
ゾンビ/サバイバル/ホラー/日常もの
12話中12話視聴


演出の評価項目は物語と作画、どっちに入れればいいですかね……


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いやしかし、この作品どうしても世界観あり気で感想書かなきゃいけないからネタバレになるね。と前置きしてから感想をば。


ゾンビもの×日常モノという意欲的(?)作品。OnOffはしっかりしておりホラーに見せるところはホラーに、和ませたいところは緩くと作品にはメリハリがある。比率で言うと2:8で和みなほのぼのが多いかな。
その偏りもあってかホラーはドキツイ演出は避けている。ゆき等の狂気演出はあったけど、そのくらいかな?死体たちは他作品と比べ可愛らしいレベルだし。
とはいえ死体たちをよりアグレッシブに、より強く、より知能的に設定すると女子高校生じゃ敵わないから仕方ないのかなあ。

登場人物の女子高校生は普通の女子高校生であって超人的な身体能力も超能力や魔法といった類が使えるわけでもない。可愛い物や甘いものが好きといった現実的に普通の────アニメで、ましてやゾンビが出てくる作品で現実的なんて言葉を使うのはどうかと思うが────女の子だ。
死体と戦える戦闘要員もたった一人しかおらず学校の周囲は死体たちに囲まれている。そんな絶望的状況でほのぼのとしたパートを作り出せたのは丈槍由紀のおかげだろう。
彼女がいなければこの作品は成立しないわけだし、そんな彼女を創作できたのは大きいし見事だよね。

その丈槍由紀視点で描かれる第一話は衝撃的だった。Bパートの途中までは何の変哲も無いありふれた女子高校生たちのお話だった。それを終盤のワンシーン。突然視点は丈槍由紀と一緒にいた後輩の直樹美紀に切り替わり……とここでようやく現実を直視させられる。
この演出は見事だったし、ネットでも騒然となった。ここで惹かれた人も多かっただろう。勿論私もその一人である。

がっこうぐらしの特徴的な印象の一つにこの丈槍由紀視点とその他人物の視点の切り替えにある。これがまた視聴者側に気づかせずに切り替えていたりとうまいんだよなあ。そういうのを意識して二周目の視聴に入るのも興趣が尽きないと思う。

不満だったのは物語と世界観設定かな。メリハリがあるとは言ったけど調和しているわけではなく完全に分離していた。恐怖と笑いは近いのかもしれないけど恐怖と萌え(適切な言葉が見つからないのでこれを使わせてもらう)というのは調和させるのは難しいよね、と改めて認識させられてしまった。
それと結局最終回迎えても説明のなかったところは少なくなかった。原作もまだ続いてるから舞台装置を全て見せるわけにはいけないとはわかりつつもここも不満。
あとはガバガバゾンビ君ですかね……とここは完全に個人的な率直な思いを。

良点不良点今思いつくのはこんなところでしょうか。狂気演出は好みなものが多かったし何時になるかわからないけど2期も期待できそうなので楽しみに待っております。


おわり

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以下はいつも通りの個人用の乱筆乱文メモですすみません
あとメモなのでネタバレ全開です


主な登場人物

丈槍由紀(ゆき)
恵飛須沢胡桃(くるみ)
若狭悠里(りーさん)
直樹美紀(みーくん)
佐倉慈(めぐ姉)
太郎丸

ブルースクリーン出て一話と二話の感想は消えました(マジギレ)

★★★★★第一話★★★★★ 第一話 はじまり
★★★★★第二話★★★★★ 第二話 おもいで
★★★★★第三話★★★★★ 第三話 あのとき
アバン
めぐ姉登場

OP
A
三話は過去編か

B
やっぱりめぐ姉はもう
無意識に人のトラウマを抉るスタイル

ED
次回予告

このアニメはちょくちょく過去編出していくのかねー
次回はみーくん合流回かね。モールにいたって言ってたし
★★★★★第四話★★★★★ 第四話 えんそく
アバン
みーくんの過去

OP
A
太郎丸はみーくんと共にモールから来たのか
「部屋に閉じこもって生きていればそれでいいの?」
盛大にフラグを立てて立ち去るケイ

B
みーくんと合流する前にはめぐ姉はもう居なかったんだな
フィクション特有の無免許運転
太郎丸はどこへ
で特殊ED。ケイの遺影みたいでワロタ

次回予告
★★★★★第五話★★★★★ 第五話 であい
アバン
みーくんの胸の膨らみ確認。男の娘説はなしか

OP
A
ほぼ無人化したであろう街を無免許運転してる時に流れる曲がほのぼのってすごい
くるみが太郎丸に嫌われてるのはここからかよww
まるで日常アニメみたいだあ

B
くるみ感染フラグを立てるのをやめなさい
ゆきはゾンビ見ると過去を思い出してしまうのか発狂する
現実と直視すると発狂する俺みたいだな
めぐ姉はゆきを庇って死んでしまったのかね
かくしてみーくんと合流
しかし学校に戻るのも大変そうだ

ED
次回予告

Bパートのゆきのフラッシュバックを一時停止してみた
左腕を負傷しこちらを見ているめぐ姉に見える。
ゾンビはめぐ姉に向かってるから囮ってところなんだろうか
★★★★★第六話★★★★★ 第六話 ようこそ
アバン
5話の続き
みーくんはゆきが幻見てることを知らないしそれに付き合わなきゃいけないことも知らないんだよな

OP
A
えっ?みーくんも同じ学校だったのか。学年で制服違うんだな
狂気演出
「めぐ姉って……誰ですか?」
こうなるからちゃんと説明してから会わせなきゃまずいのに

B
ここでゆきが現実を認識出来ていない問題が視聴者にもバラされるのか
というか95%以上の人は気づいてたと思うけど
みーくんやたら脱いでたりしてるけどお色気担当なのかな

ED。特殊EDなのか新EDなのか
今までのめぐ姉の出ていたカットからめぐ姉を消すとかいう悪趣味ED

次回予告
次回予告もめぐ姉が消えていくという演出
みーくんの「?」とBGMがギャグっぽさを出してるからいいものの
★★★★★第七話★★★★★ 第七話 おてがみ
アバン
ゆきとケイを重ねてはならない

OP
A
ぬいぐるみ君は全てを見ていた
不用意な発言で重い雰囲気になる学園生活部
ゆき、実はまとも説あるかな

B
OPのカットにもあった手紙を風船に括り付けて飛ばす話でした

ED
EDは6話と同じ曲か。映像は違うけど

次回予告
★★★★★第八話★★★★★ 第八話 しょうらい
アバン
めぐ姉ゾンビ化して徘徊中
机には正気を失いかゆうま状態の日記?が

OP
A
ゆきとくるみの下着姿
あと太郎丸の入浴シーン
「ちゃんと(写真に)写ってるよめぐ姉」

B
めぐ姉の鍵で開けられるもの探し
カメラの事を、その直後に起こっためぐ姉の死を認識できていないゆきに苛立つりーさん
金庫から出てきたのは生物兵器による被害が起きた際のマニュアルだった
学校側はこの事態を想定していた?一体どういうこっちゃ
続きが気になるなあ

ED
次回予告
★★★★★第九話★★★★★ 第九話 きゅうじつ
216円です(半ギレ)


アバン
  水  着  回  
なんだ貯水槽か。って空にして掃除してたらやばくね?

OP
A
お掃除するよっていうアバンの前の会話
マニュアルいわく地下二階なんてあるのか
ちょっとした意味深な恐怖演出やめろ
さあ、水鉄砲遊びの始まりや

B
サバゲーかな?
みーくんは太郎丸との親交度が上がった。大体ケイの遺品のおかげ
すげえ。死体が出てこねえ久々だなこんなのんびり日常回
完全に最後だろこんな登場人物視点では楽しい回
と思ったら最後の最後で太郎丸の前に現れるめぐ姉。完全にゾンビです

ED
次回予告
太郎丸帰ってきてないんだけど
10話はすぐ見ちゃおう
★★★★★第十話★★★★★ 第10話 あめのひ
アバン
みーくんの読んでた本は戦争中の話で犬と共に逃げる話で最後は犬が……っておいおい
夕立、ねえ。めぐ姉は夕立での死体たちによる屋内避難ラッシュでやられたのか
それで雨が嫌いなんだなりーさん
バリケードの資材がないとかいう衝撃告白がサラっと
太郎丸が居ないことに気づきOPへ

OP
A
この流れで単独潜入とかヤバイっすよくるみさん
太郎丸死体化……襲われるもなんとか回避するくるみ
怒りに身を任せて太郎丸をやった奴に向かうが……それはめぐ姉で
躊躇するくるみ。そして暗転+噛まれるSE音でBへ

B
介錯しようとするりーさん……
避難区域に薬がある byマニュアル
ファミ通並みに信頼できる情報だな
ちょ今度はみーくんが一人で行くのかよ
ゆき覚醒フラグ立つか。ちょっと思い出してきたか
バリケード君決壊。どうすんだこれ詰みまくってんぞ

ED
次回予告
みーくん一人での予告。言ってることは普通なんだが雰囲気怖すぎる
★★★★★第十一話★★★★★ 第11話 きずあと
フラれたのでがっこうぐらし見ます

アバン
序盤から絶望。普通に入ってきてますけど死体さん
ギリでゆきがみきを救った

OP
A
アクティブな死体のせいで電力施設がぶっ壊れた
みーくん、やっぱり単独で薬を取りに
りーさんはくるみとの約束を果たすため包丁を握り……
みーくんはめぐ姉の頭をかち割り
同時に電力低下で非常電源に切り替わり地下にはサイレンが鳴り響く

B
めぐ姉のかゆうま遺書があった部屋で薬発見
サイレンに引き寄せられた死体達に囲まれるがくるみが太郎丸を閉じ込めた部屋を開放し中に入る
でも太郎丸戻ってなかったか?外出て行ってしまったけど
りーさんは結局くるみに手をかけられないでいた。そりゃそうだよね
ゆきはみんなを助けるためくるみの声を聞き放送室へ向かう
どうやら放送室はめぐ姉が感染したあの扉の奥にあるらしく
記憶が蘇りつつあったゆきは覚悟し、扉を開ける
「バイバイ、めぐ姉」

ED
次回予告
最終話かー。どんな終わりになるのか
★★★★★第十二話★★★★★ 第12話 そつぎょう
A
太郎丸。ゾンビになってもゆきを助けてくれた
普通に襲おうともしてたけど
放送室に辿り着き下校放送で死体帰宅。相変わらずのガバガバゾンビ君たち
翌日。くるみにはワクチンが効いたが症状が進みすぎた太郎丸
最期にみーくん相手にデレて死す
お墓も作ってあげてお別れ

B
めぐ姉が残していた地図にマーク発見
会社と大学にマークが付けてあってボロボロの高校を去ることを決定
就職か進学か。ただ「かいしゃぐらし」はブラックすぎるのでNG
卒業式
ケイやっぱり死んでたか。いや生きてたほうがびっくりなんだが
ファッ!?生きとったんかい太郎丸
つーか掘り起こしてくんなよww
ゆきの横にめぐ姉の霊が。憑いてきちゃった
最後の最後に新キャラらしき人物が7話で飛ばした風船に括りつけたメッセージ拾って終わり
★★★★★おわり★★★★★


なかなか意欲的な作品だったんじゃないかな
いわゆる萌え系とゾンビモノっていうとほのぼの感マックスな作品が多い気がする
そんな中で日常モノのようなほのぼの感と緊張感もあるパートが両立していた作品は珍しい
ただほのぼの感がないと成立しない作品だからかゾンビ君がガバガバになっちゃうんだよなあ
普通の女子高校生がサバイバルなんて出来ないしな……

一応オチもついたねー。高校も卒業出来たし?
新キャラ予告的なのもあったから2期展開も見据えて、なんですかね

投稿 : 2015/09/25
閲覧 : 211
サンキュー:

2

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