Lovin さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
　原作：春日歩（「まんがタイムきららミラク」連載）

　監督：秋田谷典昭
　副監督：福島利規
　シリーズ構成：吉田玲子
　キャラクタデザイン：小林真平
　制作：プロダクションアイムズ
　話数：１クール全１２話

　ＯＰ：「Ｒｉｎｇ　Ｒｉｎｇ　Ｒａｉｎｂｏｗ！！」
　　　　　ｂｙ　ゆいかおり

　ＥＤ：「Ｈｏｎｅｙ♥Ｃｏｍｅ！！」
　　　　　ｂｙ　小倉唯
{/netabare}
■感想
　原作４コマ漫画は未読でＴＶ放送を視聴。ハニカム話。

　王家一家、中でも極度に人見知りの三女を中心に、王位継承権を巡る争いが描かれる。

　この作品を観て一番驚いたのが、雪野五月のクレジットがゆきのさつきに変わっていた事だった。あの漢字の並びに風情と言うか情緒のようなものを感じていたので少し残念。

　設定はハッキリ言うと全く以って日常ではないが、色々な意味で過激な作品が多かった中に於いて日常系らしい展開が、私にとってはオアシス的なよりどころになっていた。それを示すように、ほっこり系エピソードも多い。

　ほっこりと言えば矢張り三男と六女の「初めてのおつかい」は外せない。子供と動物はＴＶ番組の視聴率を持っているとよく言われるが、このエピソードも例外ではない。サブタイトルが「初めてのおつかい」と言う時点で多くを語る必要はないだろう。

　更にスカーレットブルーム関連のエピソードも意外にほっこりする。見た目や声はあのキャラに似ているが、その正体はいったい誰なのか？正義感の強いあのキャラは、結果的に人助けをすることが多いが、スカーレットブルームとの関係は？

　あと佐藤さん関連のエピソードは、佐藤さんに感情移入していればほっこりするかもしれない。何処ぞの喪女のように天涯孤独ではないのでそういう心配は必要ないが、微妙に不憫なところが感情移入ポイントかもしれない。

　同時期に放送されていた作品にエロいのが多かったためか、と言うより絶対そうだと思うが、私は作中の台詞を１つ誤認識し、ＥＤ歌いだしの単語をここには書けない単語と聞き違えてしまった。
　台詞のほうは、耳から入ってきた情報と思い描いた漢字は正しかった。なのに何故かそれを以ってしても、某ＳＹＤの某副会長が好きなアレと認識してしまい、頭の中で「それ公然猥褻やろ」と突っ込んでしまった。
　ＥＤのほうは、上手くオブラートに包む自信が無いので詳細は書かないが、気を抜いていたのかその瞬間二度見してしまった。このことが声豚と言われる方々の耳に届くとキレられても仕方が無いと思う。

　王道的日常な展開だと思うので、日常系が好きな方、花澤香菜が好きな方には奨められると思う。

■蛇足{netabare}
　両親の出会いのエピソードも

　アイマスの高槻やよいっぽくて好きだ。

　だからと言ってビッグダディが好きなわけではない。
{/netabare}