退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これくるわ~~~(´Д`)
※軽くネタバレ有り。
さて!世界名作劇場大好きっ子としては
家なき子レミ以降10年お休み入ってから復活した世界名作劇場のひとつ!
「お!また世界名作やってんじゃん!」とは思いつつも
なかなか見る機会がなかったのですがやっと鑑賞しました。
この作品のひとつ前が「レ・ミゼラブル 少女コゼット」
そしてこれの後が「こんにちはアン」
どちらもなんとなく知ってる話だったので全然知らなかった
「ポルフィの長い旅」を観る事にしたのです。
まぁ時代設定は1950年頃のギリシャでシミトラ村の少年ポルフィの物語。現在平成27年にもなって、この手の作品がどのくらい世間様に受け入れられるのかよくわかりません。
人によっては時代錯誤も甚だしく国も違えば人種も違い共感しにくいと思う方もいるかもしれません。
ですが結局そこに描かれているのは人と人の触れ合いであり状況がいささか特異な感じであったとしても、損なわれる事のない人間の思いや営みが描かれていると考えれば現在においてもなんら問題なく楽しめる作品で有り続けていると思います!世界名作劇場は!
見始めると
まぁ…世界名作らしい内容で(n‘∀‘)η
でもね
暫くみてるとちょっと不安になってくる…
貧しいながらも幸せな家庭の話が暫く続くのですよ
このくだりが続けば続くほどタイトルを思い出すのです!
そう「長い旅」の話のはず!
10話まで観ても別に旅する感じじゃない…
っつー事はこのあとポルフィ少年が旅するしなきゃいけなくなるような「何かが」起こるんじゃん!!
と思うにつけ見続けるほど不安は増す一方…
どうかこの幸せな家族をそっとしておいてほしい…
ですが旅は始まります!
え~~~~~~~~~~~~~~!!
そんな事があって旅する羽目にあうんかーい!!!
と愕然とする俺゚(゚´Д`゚)゚
これまでにも世界名作では色んな試練や辛いことを描いた作品ありましたが
こ・れ・はトップクラスの試練でないの!?
でもハマっちゃって一気に最終回まで観ちゃいましたよ!!
ラストを迎えるにつけ
最終的な旅の地となる場所までにポルフィに訪れる出来事の
辛いこと
辛いこと
もはや何もない少年から「これ以上まだ何かとるんかい!」という喪失感にさいなまれすぎて
途中からからなり呆然として観てました(;´д`)トホホ…
ここまでやったら当然最後はハッピーエンドフラグが立ったようなものなのですが
肝心の最終回も呆然として見送ってしまった(汗)
言わば最終回だけは「本当にたったひとつだけ望んだこと」が成就するわけで、途中で何があっても「それさえ達成できれば」他に何もいらない話だったって事なんですねどね。
これ久しぶりにキタわ~~~!!
余談ですが、こちらの作品
OPとEDもとても素敵ですよ!
それに名作劇場の何十周年だかの記念作品という事もあって「歴代名作劇場で主人公の声を担当した声優陣が揃い踏みする」ってのもファンには見所ではないでしょうかね!?
結局も結局
やっぱ世界名作劇場いいわぁ~♪