天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝44
ブライキングボス
「フハハハハハッ、天地人よ、いまこそキャシャーンの感想を書くのだっ 」
天地人
「ヤルッツェブラッキン!」
と言う事(ウソ)で、今回は新造人間キャシャーンの感想を書きたいと思います(おいおい)。
内容は、主人公の父である東博士が開発した公害処理用ロボットBK-1が落雷により自我を持ち、公害の原因である人間を排除すべくアンドロ軍団を結成、世界征服を進めるのに対抗すべく、主人公が人間の体を捨て新造人間キャシャーンとなり、ロボット犬フレンダー、ヒロインの上月ルナと共に立ち向かうという話です。
敵であるアンドロー梅田・・・じゃなくてアンドロ軍団ですが、後半は対キャシャーン用のロボットが登場するものの、もっぱら量産型である数種類のロボットが、数にものを言わして攻めてくる展開は、当時としては画期的でした。
また、人間ドラマとしても優れており、当初は人間の希望として喝采を帯びていたキャシャーンが、後半は正体を敵にばらされ、人間からも目の敵にされるという、まさに孤独なヒーローという展開は、重く暗い内容ながらいまだに人気が高い原因ではないでしょうか。
ただ、ロボット犬フレンダーですが、元はルナを助けようとして死んだ愛犬ラッキーの機能を記憶させたはずなんで、普通はフレンダーじゃなくてラッキーという名前でいいんじゃない?って思ってました。
そんな新造人間キャシャーンですが、ウルトラマンレオを倒した(おいっ)オイルショックとスポンサーの倒産には勝てるはずも無く、打ち切りの目に(涙)
最後は地球に近づく彗星を利用して、アンドロ軍団を倒すのですが、母親は人間に戻れたのに何故かキャシャーンは人間に戻れないまま終了したんですよね。
父の技術開発でいつかは元に戻れるさなんでセリフで終わるんですけど、それじゃあルナが可哀想じゃないですか、こうなれば自分が慰めてあげるしかない(って、ちょっと待て)
いや、そう思えるぐらいルナは可愛かったですね(汗)主人公の幼馴染で金髪のツインテール、服装はミニのワンピースと魅力的でした。
主題歌を歌うのは、ご存知ささきいさおさんですが、アニメ主題歌を歌うのはこれが始めての作品なんですね。