熊一郎 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
あなたのテレビに這いよる混沌 ケイオスドラゴンデッス
ファンタジー、全12話。
カードゲームの世界観を原作にしたようなものらしいですが、詳しいことは知りません。
ドラゴンや魔法が存在して、建物や衣服などは中世っぽい世界観です。
3話辺りからずっと足切り候補でしたが、ドラゴンが狂った理由がなんとなく気になって結局完走。
そして「やっぱり早く切るべきだった」と後悔(笑
その理由が自分の中でももやもやしていて、よくわかっていなかったのですが、こんな感じかと。
まず、主人公に共感できない。ネガティブ後ろ向きキャラは、最近のラブコメではアリなのですが、戦争がベースの世界観の中でそれをやられると興ざめします。
次に、登場人物が多い割に説明が少なく(あるいは全くなく)、似たようなキャラも多くて訳が分からなくなる。
それから、物語の核心ともいうべき「竜に対価を捧げる」行為が陳腐に見える。おそらく制作側はここでお涙頂戴できると踏んでいたのでしょうが、主人公とのつながりが十分に描かれていないため、軽く感じられます。そもそも、親しい人を殺すという設定もどうかと思いますが、、、
制作側の独りよがりが強く感じられる、という点で、メカクシティを思いだします。
全体通してB級感あふれる作品でした。