「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(TVアニメ動画)」

総合得点
83.5
感想・評価
1862
棚に入れた
10173
ランキング
322
★★★★☆ 3.8 (1862)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

引きが悪すぎるよ?

ラノベ原作の全12話。(分割2クール前期分)
ジャンルは多分ファンタジー+バトル(少々)+ハーレム(少々)

日本に突如現れた謎のゲート。
そこは他の世界(特地と命名)と繋がっていて・・・
特地での調査に派遣された自衛隊員・伊丹を中心にファンタジーな異世界人と自衛隊との異文化交流、日本が確保した特地に対する諸外国の動向などを描く作品。(で、いいのか??)

まず2クール作品だと聞いていたのに分割とは・・・(情報収拾不足でした)
で。切り方が微妙なんですよねえ・・・
解決すべき問題は起きている。
しかしそれに対してどうするかどころか伊丹は起きている問題さえ知らず。
もう少し強い引きが欲しかったかなというのが最終回を見終わった感想・・・。
誰かが生死不明とかそんな大きな事じゃなくても、伊丹が立ち上がる(問題解決に対して弊害となる現状{netabare}(国境問題) {/netabare}を覆す案を思いついて「俺に任せておけ!」ぐらいでもいい)ようなワクワク感は残して欲しかったです。


物語。
ゲートが開き、異世界があり、異世界で人々と交流し、日本に招待し、色々騒動が起きるも無事帰る。
この作品、主題がイマイチわからないんです。
自衛隊ツエーとか。特地のファンタジー住人可愛いとか。
そういったわかりやすい展開と、裏で特地を巡る政治的思惑が動いていて、着地点が見えないんですよね・・・。
あまり考えなくてもいいのかな。

自衛隊側は日本なので、感想はないです。
しかし特地はファンタジー世界そのもの。
エルフもネコ耳もいるのです。
中世ヨーロッパを意識した文化に現代のアイテムを持ち込んだら?
引き合いに出されるのは「アウトブレイクカンパニー」ですね。
まあ、どちらが先とか真似とか言う気はないです。
ドラ○もんだってタイムマシンで連れてきた侍が「鉄のイノシシ!」って驚くような話もあるんだから、同じ事。
まあ、ひとつ思ったのは・・・
BL系の薄い本はどうしてどこでも人気なんだ!(笑)
ある意味、テンプレになりつつある感がハンパない。。


キャラ。
主人公・伊丹は30代前半のオタク。
基本的にやる気のないタイプですが、正義感は強いように思います。
お気楽極楽でゆるいけど特地の女子には人気です。
まあ・・・活躍してますからね。。

お気に入りはロゥリィ。
ゴスロリ風神官服で血を好み破壊的に強いが容姿はロリ(合法)。
頭にネコ耳風の飾りをつけている。
うん・・・性格はかなりアレだけど可愛いのでヨシ。


作画。
丁寧です。
と、いうか自衛隊関係の装備が異様にリアル。
1話の74式戦車はマニアじゃなくても目を引く出来でした。
自衛隊PR作品なの??(笑)


まとめ。
後期を観ないとなんとも言えないですし、毎回胸熱な展開になる訳でもないのですが、なんとなく面白かったです。
後期も、特地の可愛い人々との交流と派手な炎竜戦を楽しみにしています。

投稿 : 2015/09/21
閲覧 : 287
サンキュー:

19

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