ピピン林檎 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイトルが意味不明で損してるかも?実際に視聴すると確りと魅せてくれる青春ものでした。
原作(ラノベ) 鴨志田一
監督 いしづかあつこ
シリーズ構成 岡田麿里
アニメーション制作 J.C.STAFF
◆考察メモ
第2話の21分過ぎまでは全然面白く思いませんでした。
よくあるラッキー・エロシーン満載のどうでもいい作品かも?と思っていましたが、第2話のラスト近くで「え?」となって、そのまま飽きずにラストまで一気観しました。
本作は意外と繊細な感情描写系だったんですね(「とらドラ!」に近い感じと第4話で気付きました)。
なるほど、これは評価が高いはずです。
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
=============== さくら荘のペットな彼女 (2012年10月-2013年3月) ======================
{netabare}- - - - - - - - - - OP「君が夢を連れてきた」、ED「DAYS of DASH」 - - - - - - - - - -
第1話 ねこ、しろ、ましろ ☆ 椎名ましろとの出遭い(高校2年の春)
第2話 絵を描いてきたの ★ 天才画家
第3話 近すぎて遠い… ★ 才能とは
第4話 色を変える世界 ★★ 新人賞の結果、空太の願い
第5話 さくら荘のまじめな彼女 ☆ 青山七海の入寮
第6話 雨あがりの青 ★ 七海の声優への夢、ましろの漫画家デビュー
第7話 彼女のきょうしゅう ☆ 夏休み、優子(妹、中学3年)登場
第8話 どでかい花火をあげてみろ ★ ゲーム審査、「空太、恋を教えて」
第9話 秋の嵐がやってきた ☆ 秋(2学期)、リタ登場、龍之介顔見世、ましろの絵
第10話 キライキライ、ダイスキ ★ 才能と意思
第11話 銀河猫にゃぼろん ★ 文化祭、ゲーム劇に託す想い
第12話 愛のパワーin文化祭 ★★ 続き、リタ帰国、「これって、恋?」
- - - - - - - - OP「夢の続き」、ED「Prime number 〜君と出会える日〜」 - - - - - - - -
第13話 冬の一歩手前で ★ 変わり始めたましろ、七海とのクリスマス・イヴの約束
第14話 イヴの窓辺とそれぞれの灯り ★ ※OP「I call your name again」
第15話 いつもの自分はどこにいる? ☆ 神田家で過ごす年末年始
第16話 ずっと、好きでした…… ★ ゲーム審査半合格、バレンタイン・デー前哨戦
第17話 バレンタインはチョコの日よ ★ 七海の声優オーディション、屋上で待つましろ
第18話 宇宙人に初恋 ★ 三鷹の大学合格・空太との喧嘩、三鷹と美咲の約束
第19話 住めば都のさくら荘 ☆ さくら荘取り壊しの危機、皆のさくら荘の思い出
第20話 この先もただいまを言うために ☆ 取り壊しの理由、七海の結果通知
第21話 誰のせいでもなく雨は降る ★★ 落涙、空太の審査結果、再び努力と才能
第22話 きらめく日々を駆け抜けろ ★★ ましろの成長、七海・空太・ましろ3人の想いのたけ
第23話 卒業式 ☆ 美咲の答辞、校長始め教職員側を一方的に悪役にしたのは×
第24話 さくら荘へようこそ ☆ 新学期(新しい入寮生) ※ED「DAYS of DASH」{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)11、☆(並回)9、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1
◆全話を見終わって
上記の各話評価のとおり、全24話中、★★(二ツ星=次点評価)が4話もありましたが、残念ながら、★★★(三ツ星=最高評価)がゼロで、平均点は高いものの、終盤に入ってもここが決定的な感動シーンというものが個人的には見当たらなかったので、総合4.1と心持ちマイナスの評価になってしまいました。
でも、いずれもう一周してじっくり考察してみたいと思える良作でした。