久瑠実三十郎 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
じわじわ来る面白さ
お話は「空間震」というデカい屁をぶっ放す女の子をエロゲー感覚(ギャルゲーと反論されるかもしれないけど)で惚れされるというもの。
だからタイトルが「デート・ア・ライブ」
デートしてゆくゆくは「6×・・・」という寸法なわけだ。
おちゃらけて書いたものの、作中の「空間震」というものは、東京ドーム半分ほどを簡単にえぐってしまうほどのとんでもない現象でした。
そんなものを平気でドカーンと排出する女の子、作中では「聖霊」と呼ばれている奴らをゲーム感覚でどうにかしようとしている地球人たちには少し違和感を覚えるわけです。(血の気が多いのもいるけどね)
ところがどっこい、お話が進むにつれてハーレムもの特有の面白おかしくたまにムラムラするお話や、妙に熱い展開(作中の人は本当に暑そうだった)が繰り広げられたりと、視聴者によそ見をさせないストーリーがキラリと光り始めます。
この作品はソーダキャンディに似ています。
最初の3話ほどはまだおいしくないけれど、それ以降は段々とシュワーとした旨味が出てきて最終的には「ありゃ?意外とおいしいじゃないの」と思える。
そんな作品だと思いました。