宵茶 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメの劇場版ってのはこういうことなんだ!
OVA初期→劇場版1(本作品)→テレビシリーズ→
と続いていくので、OVA(もしくはテレビシリーズでカヌカが出てくるところくらいまで)を見ておいたほうがすんなり世界に入れる。
が、これ単品でも十分いけるので、時間が無ければまずは劇場版から入るのもいい。
この作品はアニメ以外では実現不可能。小説でも漫画でも実写でもない、アニメの真髄。
物語:
この時代(89年公開)にコンピューターオペレーティングシステムを題材にしたクライムサスペンスを企画したことが驚異的。コンピュータではなくOSね。
起承転結のお手本のような構成で、一秒たりとも目が離せないし、実際、飽きさせない。
声優:
テレビシリーズと同じ
キャラ:
テレビシリーズと同じ
作画:
細部にこだわったデザイン(これは構造物、運搬車両その他もろもろを含んだもの)が秀逸。
「東京」という舞台装置がいかに怪しく奇異であるか、を余すところ無く表現している。もっとも、この点は劇場版2でさらに高みへと昇華する。
音楽:
川井憲次の初期の頃で今とは作風が違うが、それはそれ。
OPとEDには今でも聞くだでで鳥肌がたつ。