ダレイオス さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態：観終わった
馬鹿アニメ失敗
学園で神隠し事件が起きるのだけど、それを調べているうちに
主人公のソウマとクレハがいきなり現れた女の子と化物との
戦いに巻き込まれる所から物語が始まる。
しょっぱなの戦いから、わざと狙っている感じがするふざけた戦闘で
まじめには戦いませんね。
しかも演出はあまり良くないので面白くはないかな苦笑いする出来だと思う。
そして唐突にアクシデントが起きて異世界に飛ばされたり展開は急ですね。
そこでも化物が出てきたりするものの何故か化物と普通に戦えたり
ある程度善戦したりよくわからない。
主人公、普通の人間ではないのかなと考えてしまいました。
しかし普通の学園に通う生徒なので
そんなはずはないと思うのだけど・・・とツッコミが入る。
やはり異世界でも戦闘はふざけた展開なので
物語としてはどうなのかと思う。
ふざけた戦闘は馬鹿馬鹿しさは感じたのでネタとしてなら笑えたかな
召喚されたからなのかいつの間にか異世界の住人に向かい入れられ
いつの間にか親しくなっていたり、キャラの心理描写はあまり良くないので
感情移入はしずらいかな
ソウマはクレハから心剣を取り出して戦うのだけど
剣を取り出すシーン自体は笑えるのですが
剣を使いだしてからは戦闘は馬鹿馬鹿しさはあまり感じなくなりました。
その剣が強くて、化物を簡単に倒すので面白くはないかな
演出が良ければ面白いと感じるかもしれませんが
２００７年ごろの作品としても残念な演出に感じましたね。
バトル描写に重みがないというかアクションの動きが軽いので
ショボく見えました。
心理描写については、異世界に来た学園の仲間に遭遇するのだけど
その仲間は敵国についていて、敵味方の状態になるのだが
かつて仲間と話し合った結果、どっちの国が正しいのかわからないと結論が出たのに
かつての仲間が敵側（この時点では視聴者にも良い国なのか悪い国なのかはわからない。）
につくならかつての仲間に敵だと宣言し
でも仲間とは直接は戦うつもりはなく、敵の幹部に戦いを挑んだり
心理描写はよくわからない。
つまりどっちらの国が正しいのかわからないとわかっているのに相手国に戦い挑んだり
かつての仲間に敵だと言いながらでも直接は戦わない。
と言っていることと行動が違うので心理描写はよくわからない。
しかも直ぐにかつての仲間と戦わないと宣言したのに次の場面では
何の迷いもなく、かつての仲間と戦っている個人的には意味不明な展開ですね。
どうなっているのかはわからない。
心理描写は最悪なので、面白くはないですね。
全体の展開もずっと会話が噛み合わない展開ばかりなので
会話はずっと面白くはありません。
ストーリーも目まぐるしく変化し付いて行くのは大変ですね。
味方だったはずなのに敵になったり
唐突に敵が出てきたりしかも敵の掘り下げもないし
しまいにはいつの間にか世界の危機になっていて
展開はよくわからないものになってました。
正直面白くはありませんね。
もう少しあるべき過程（心理描写やキャラの掘り下げや状況説明）
をやってくれないと視聴するのにはキツイ
あまりにもわけのわからない展開ばかりなので
流石に馬鹿アニメのノリで狙ってふざけているアニメなのはなんとなくわかるのですが
それでも完全に外していて、ストーリーが進めば進むほど
見ていて馬鹿アニメとしても楽しめない。
いくらなんでも最低限の心理描写、キャラの掘り下げ
会話の整合性がないとストーリーが楽しめないです。
作り手に馬鹿アニメとして楽しめる技量がなかったように感じました。
最後まで見ましたが出来の悪い馬鹿アニメでしたね。
１話と２話途中までは馬鹿馬鹿しさは楽しめなくはなかったけど
段々馬鹿アニメとしても面白くはなくなりたまにある剣を
取り出すシーン自体は男同士でもあるので笑える場面はあったけど
笑えるシーンはそれくらいしかないかな
作画についてはキャラの作画自体は２００７年の作品にしては綺麗で
比較的安定していました。
割と女の子は可愛く描けてましたね。
終盤でもキャラの作画自体は安定していました。
ただし戦闘時の演出面は当時としても微妙で
戦闘時は普通の意味では楽しめませんでした。
戦闘時の作画の枚数は流石に少ないかなと感じましたね。
もう少し枚数が多ければ戦闘もサマになったかも知れません。
キャラの作画はいいけど全体的な作画は悪いかな
やっぱり演出の悪さは気になる。
声優さんについてはよくわからない展開ばかりのアニメでしたが
演技はまずまずでした。たまに演技力を必要とする展開はあるので
その時は結構頑張っているなとは思いました。
馬鹿アニメとして完全に失敗したアニメだと思います。
評価的にはかなり苦しいです。
