なる@甘口評価 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今期(2015・秋)では・・・・
私の中ではCharlotteに次ぐ有力アニメかと思います!
原作は未読です。
しかし、良いといっても
多くの方がストーリーについて疑問を付しているのかと思います。
{netabare}
「一体いつ魔物を倒しにいくのか?」
「いつまでうちわ揉めしているのか?」
これは私も実際に見て感じました。
現在10話(9月6日現在)
の時点で未だに内輪揉めをしている状態です。
六花の勇者とは内輪もめするために生まれたのか?
というくらい揉めてますw
ですが
よくよく考えたら物語の神髄はここにあるのではないか?
と感じたのです。
たとえば
「選ばれし者たちが力を合わせて魔王を倒しに行く」
ただこれだけが主であるのならばとっくに話は終わるでしょう
それどころかなんとありきたりなものでしょう。
この作品は一見このような雰囲気を醸し出しているようですが
私は違うのではないかと6~7話あたりで気付き始めました。
(もしかしたら実際はただ単純なものかもしれませんが)
それに
この話の中で今のところ魔神はキャラ設定の良い脇役として出ています。
(アドレットの過去とか、フレミーの過去とか)
原作を知らないのでわからないですがおそらくこのままだと2クール目まで引っ張る?
と思われるので今後の展開に期待です。
話を戻しましょう。
この物語の神髄というのは人間関係にありかと思われます。
10話ではだいぶ話が動いた気がします。
最後の最後でフレミーの心を動かしているところを見ると・・・。
なんといっても
「裏切り」「罠」「疑い」
こういうような人の心がもっとも苦手とするような
要素がかなり入っていて見ているほうは
「次はどうなるんだ!!!」
という胸が高まる感じがしてワクワクします。
んー、確かに話がいっさら進まないところも見受けられ
「何だこりゃ?!」という場面もかなりありましたが・・・・
なかなかよかったと思ったのは
アドレットとハンスが打ち解けたところには
「おぉー」と感じました。
一番食ってかかっていたハンスが
アドレットを一番に信用するようになったところとか燃えますね!!
あそこから次々に疑いが晴れるかと思いましたがチャモの邪魔などはいり
まったくといっていいほど(むしろ強い疑念を持つのがハンスからモウラになったところが逆効果で)疑いは増していくばかりです。
アニメのデメリットはノベルやマンガと違って
文字で表現されていないゆえにわからないところなどが
見返せず少し理解に苦しむところです。
こういった作品は心理描写など結構難しく(私だけかも・・・^^;)
理解力の乏しい人にとっては難しいですが
そんな私でも楽しめるので六花の勇者はいがいにもシンプルだったりする・・・(?)
それにあにこれ内の評価項目で評価させてもらうと
物語は凝っていてなかなか面白い
声優さんも緊張感がでるところは伝わってくるなど素晴らしいです!
キャラについても少しゴルドフ、ナッシェタニアあたりが後半出番が少なくなったりしましたが個性はあるのでは?
作画は好きですね!
それに尽きます。
音楽についてはあまり気にしてませんが
EDがキャラソン?にした必要はなかったかと
世界観が出ていると思います!
{/netabare}
雑なレビューでしたが
もしかしたら今期ではそこまで注目されていないのでは?
と思い率直に私の感想などを含めレビューしました。
参考になればと思います!
あまりネタバレというネタバレはしてないつもりですが・・・w
一応、伏せておきます。
10話まで見た推理を書いてみます。
{netabare}
神殿に一番先に入ったのはアドレットではないというのは間違いないはず。
だがアドレットがハンス、モウラに疑われた際に行った儀式を解くために
自らの手を宝剣で傷つけて結界を解除しようとしていたところは気になっている。(もしかしたら・・もしかしなくても関係ないかもw)
で、一番気になったのは神殿の扉はカギがなければあかないということ
そしてそのカギを持っているのはモウラおばちゃんということ。
結界の作動を教えてくれた兵士によれば
すでにモウラおばちゃんは一人で神殿にいるとのこと。
そしてカギを持っているモウラおばちゃん・・・。
しかもモウラおばちゃんによれば
「カギで開けなければ不正に開けた者へ兵士が襲ってくる」とかなんとか
いわれてみればアドレットが爆弾で開けた際2体の鎧兵士が襲ってきた。
つまりはカギでちゃんと開ければ襲ってこない。
ってことはモウラおばちゃんが正規ルートで開けて発動させたのでは?と思っている。
がしかし、結界はすぐに発動するようなことを言っていたので
この推論はほぼ間違っている。
だが、結界の機能が兵士が説明した以外にある場合はこの限りではない。(発動者が自由に発動時間を決められるなど)
それにモウラのキャラ設定も気になるところで今のところ有力なのはモウラである。
ナッシェタニア、ゴルドフ、フレミーはアドレットと同行して途中
凶魔に襲われ戦っていることから神殿にはいけないと断定
7人目の可能性は薄い。
この3人がグルであれば話は違うがそれもないだろう。
ハンス、チャモに関しては
ナッシェタニア、ゴルドフの調査でおそらく犯人ではない
それにチャモは結界発動を知らない様子だった。
ハンスもアドレットとの戦いで無実とされる。
やはりこう考えると
残るのはモウラかアドレット。
アドレットはまぁ・・・ないにして
モウラであろう。
しかし
確証がない。
8人目の存在があるとすれば
あの女の姿をした凶魔。
しかし謎に包まれている。
8人目がいるかも不確定。
これからも楽しみですね!
{/netabare}