ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
これが私の全力(レビュー)、だぁーーーーーーーーーー!。。。大した内容じゃないけどね^^;~4回目視聴終了につき改稿~
原作・本編/未読・未視聴
4回目の視聴終了につき追記改稿
超能力開発実験を目的とした学園都市を舞台に、レベル5の超能力者・超電磁砲・御坂美琴と3人の女の子達の学園生活と、学園都市の秩序を守る戦いを描いた物語。
学園で7人しかいないレベル5の能力者・御坂美琴と、学園の秩序を守る「ジャッジメント」の白井黒子。その二人と、黒子と同じジャッジメントのメンバー初春飾利とその親友、佐天涙子との出会いから物語が始まる。
4人の日常を描きつつ、都市伝説からくる様々事件や、4人の持つ様々な思いを描いています。
序盤から幻想御手(レベルアッパー)編、武装無能力者集団(スキルアウト)編、乱雑開放(ポルターガイスト)編と、様々な事柄がつながってテンポよく進行するのでストーリーに入りやすく、見やすい内容だと思います。
自分の思いを信じ、まっすぐ突き進む美琴、それを諌めながらも「変態的に」近くで見守る黒子、低能力者ながら自分の信じる正義感を貫く初春、能力者を羨ましく思いつつ、レベルアッパーの使用を通じて、大切なものを知り、自分の出来ることをする佐天。
それぞれが悩み、苦しみながらも友人たちの助けを受け協力する姿がとても良いですね^^
作品としては、美琴の主人公としての絶対的存在感がいいですね。努力の末に掴んだ能力。それを友達や守るべきもののために使う姿がとてもいい。自分のせいで木原に連れ去られてしまった際は、少々暴走しますが、佐天の言葉で改めて一人ではないことを認識した場面、最後の黒子とのコンビネーションも信頼関係がなせる技ですね。
黒子の存在感も特筆すべき項目ですね。美琴を「お姉さま」を慕い、少々(?)変態的な部分もありますが、ジャッジメントととしての使命と、正義を貫く姿、バトルシーンの描き方もすごく良かった。美琴の「黒子ぉー!」の叫びに呼応し、瞬時にサポートする最後のコンビネーション、最高です。その存在感は個人的には主人公・美琴をも凌駕してしまったほど。今では黒子メインで見てしまいます。
低能力者ながらジャッジメントとして任務を遂行する初春もいいですね。彼女の友達思いな部分でみんなが救われてましたね。レベルアッパーを使用し苦しむ佐天を励ましたり、春上の件でも、彼女の無実を信じて黒子に反目しつつも行動を続ける姿も良かった。
そして最後に佐天さん。レベル0ということに悩みながらも、序盤のエピソードで暴漢に立ち向かったり、終盤一人暴走しようとする美琴を、諌めたりとポイントポイントで印象に残る活躍を見せる。レベルアッパーに手を出してしまうが、それを乗り越え、最後にはキャパシティダウンをぶっ壊したりと大活躍もし、物語中レベル0としての存在感を遺憾なく発揮しましたね。特別講習で頑張る姿もとても良かった。
4人以外にも、固法先輩や婚后光子、鉄装綴里や黄泉川愛穂、木山春生や黒妻綿流やちょいと出てくる上条当麻などのキャラクターもいい味を出していました。テレスティーナ=木原=ライフラインの豹変ぶりにも驚きましたが、いいラスボスでしたね。
中でも、木山春生のストーリーはとても良かった。自分の実験のために昏睡状態になってしまった子供たちを助けるため、あらゆる手を使って回復させようとする姿と思い。美琴との戦いの中での「あの子達を救うためなら私は何だってする、この町の全てを敵に回しても、やめるわけにはいかないんだ!」の叫びは悲痛そのものでしたね。最後の子供達の笑顔とメッセージに涙するシーンは良かったです。
レベルアッパー、脱ぎ女、など「都市伝説」が物語を一つにつなげていて、AIM拡散力場制御実験、暴走能力の法則解析用誘爆実験、能力体結晶投与実験、RSPK症候群などの難しい用語も説明があり、私のような原作、本編未視聴者でも十分楽しめる作品ですね。
作品も良いのですが、初期、後期のOP、EDもかなり個人的には好きですね。特にLEVEL5-judgelight-は映像の作りもかなり好きです。
魅力的なキャラ、わかりやすいストーリー、曲の感じと個人的には全てにおいてかなり良質な作品だと思います。
また時間があれば再視聴したいですし、本編(禁書目録)も見たいと思います。