九十九 夜空 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルなし
アリューシア姫の願った「和平」、それは力あるゆえの意見だったのかもしれない。
いくら「和平」を望もうとも、力そのものに差があれば、片方は気が気ではない。いつ制圧されてもおかしくないのだから。望むべきだったのは「調和」。天秤に載せても傾かないほどに、力の差の釣り合いをとれるようにするべきだったのかもしれない。
アリューシア姫の唱える「和平」など恣意的なものだ。
彼らは、明確な意思を持っていた。しかし、少しばかり子供だったのかもしれない。自分の意思、推し進めたいがために周囲が見えていなかった。
もし、そうでなければ物語は最初から違う道を歩んでいたのかもしれない。
なんて、ちょっと感傷に浸りつつも考えていました。
物語は、多数のシリアス成分、「力」、彼らの想いの欠片で出来ているなぁ。なんて思ったり?
主人公の伊奈帆(界塚伊奈帆)が、いささか神軍師?過ぎるとは思ったけれど、続きが気になる熱い展開、いいと思います、よね?