sherlock さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あなたがもっている憧憬一途(リアリス・フレーゼ)の力…
まず、このアニメを観終わった率直な感想から…
あ~{netabare}「ヘスティアのヒモになりたい」※色んな意味を含みます(笑){/netabare}
…とまぁ、冗談は置いといてww
このアニメのあらすじは簡単に言うと
一人の少年がダンジョンを通して様々な人と出会い
困難を乗り越えていくことで成長していくお話で
{netabare}サイコーやシュージンよりもエイジ{/netabare}が書きそうな話である←こてこての王道ってことですww
ただ、この作品を観ているとなぜか色々と考えさせられることが多かった
特に第6話…
生きるために人を裏切り続ける少女…リリ
優しさを忘れ、自分の居場所を失い、信じられるのはお金だけ…
そんな生き方をしていたリリの前に現れた…ベル
ベルは本当にお人好しで騙されるとわかっていても何の迷いもなく人を信じる
そしてベルは裏切られてもなおリリを信じ
助けるために理由なんていらないと言った
リリにとって彼は今まで出会ったことのない人間だったのだろう
人に一度裏切られたことのある人間が人を信じるのは難しい…
しかし、人を裏切る人間はいつか必ず人に裏切られる
だから、そのような騙すことしか知らない人間を助けてあげたいとベルは思った
ベルは助けるのに理由はないと言ったが、恐らく全ての人間を助ける訳ではない
ベルはリリが心のどこかで騙すことに罪悪感を感じていたことに気づいていたからこそ
助けてあげたかったのだと僕は思う
リリにとっての“ヒーロー”になってあげたかったのだ…
あなたが思い描く“ヒーロー”とはどんな人物だろうか?
困った時にいつもタイミングよく登場し、悪者を退治してくれる人…
自分が幼い頃に将来なりたいと憧れた人…
{netabare}真夏でもタイトな衣装に着替え…ゴホン、変身しw
どうやって操縦しているのかいまいちよくわからないロボットにのっている{/netabare}人←これは僕の特殊なイメージです(笑)
きっと人それぞれヒーローに対するイメージは違うと思うが
ヒーローは必ずしも遠く憧れるような完璧な存在ではない
あなたの身近にもあなたが困った時や間違った選択をしたときに
助けてくれたり道を正してくれた人がいるのではないだろうか…
そういう人こそがヒーローなのだと僕は思う
そしていつか誰かを支え、誰かの人生観を良い意味で変えられるような
“身近なヒーロー”になりたいなと感じている
は~い、ということで…
最後は僕のイケメン(笑)な抱負を述べてしまいましたが←決して恥ずかしいからふざけている訳じゃありませんww
このアニメはマジックアイテム『{netabare}ハデス・ヘッド{/netabare}』を使って神殿“浴場”で“欲情”しt…じゃなくてww
誰か大切な人に出会い、その人に対する想いが強ければ強いほど
きっと大きく成長させてくれるのだと思わせてくれる作品なので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか?(*'▽')
P.S.
ちなみに僕は若いヘスティアよりも断然{netabare}デメテル派{/netabare}です!!ww