Lovin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
原作:蒼はるか
キャラクタ原案」コゲどんぼ
監督:木村真一郎
脚本:やまだやすのり
キャラクタデザイン:川嶋恵子
制作:J.C.STAFF
話数:後編1話
OP:「Sugar Baby Love」
by 石田耀子
ED:「こころのピアノ」
by 浅野真澄
{/netabare}
■感想
DVDを視聴。本編から4年後の話の後編。
後編はサガを真似たシュガー達のそれから始まる。基本的には本編を踏まえた特別編前編と同じ。ただ回想を終えた後に、4年前にサガが使っていた髪留め?がカノンの胸にあり、サガ自身は小さなヘアピンに変わっている。そして
4年前のサガと同じ体験をしている少年とすれ違い、色々な想いは今も受け継がれていることを認識する。
後編は主にメイキングが描かれる。学校行事を行うにあたり、失敗や衝突が繰り返されるが、几帳面な性格のサガの一言によりクラスが一致団結する、と言う小学生らしく微笑ましい展開。
あと前編にも少し登場していたが、スペシャルゲストが本格的に登場する。そして舞台に立つサガを観て意味深な一言を漏らす。もしかしてあのスペシャルゲストもサガと同じ体験を・・・?
前半に引き続き回想がメインなので、大きな困難や問題は起こらない落ち着いた結末になる。少し大人の雰囲気が出てきたサガも相変わらずコーヒー屋のバイトを続けており、カノンも少しだけ成長している。相変わらずと言えばグレタの性格も「あぁ~らサガさん」のフレーズもサガに対する対抗心も健在だ。彼女も髪を切って少し成長はしているものの、相手をしてくれるのはカノンと言う少し寂しい状況でもある。
本編を観た方ならお奨めできるが、この作品のみを観てもわからないことだらけになるので、観逃している方にお奨めしておきたい。
■蛇足{netabare}
妖精が皆スパイスの名前なので判断できないのだが、
太鼓とシンバルのヤンチャコンビの
狂気染みた演奏が面白い。
{/netabare}