keylove さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
題名は・・・だけどちょっと泣けたし(笑)イメージぜんぜん違いますよ!
2015年アニメとしてはかなりの上位に着いてもよいはずの作品だと思います。個人的にはそう感じました。
この作品はSAO(ソードアートオンライン)が好きならまず好きになるでしょうね。ネタばれ的なことにはならないと思いますけど、そもそもの設定が似てるんですよね。それは一話でわかっちゃいます。
ま、要するに冒険をして、主人公やそれを取り巻くキャラたちが成長したり活躍をしたりという物語です。
SAOがゲームなら、こちらはファンタジーの世界という感じ。
ストーリーの展開は観ててまったく飽きません。
一つひとつが短く感じるというか、物語の進行が早くて次の展開を待つ前に展開するという感覚ですかね。
全体設定はちょっと不思議なファンタジーですね。
ドラゴンクエストを何かと足して、それに若干のハーレムストーリーを取り入れた感じ。
主人公はとっても未熟なんです。
でも、頑張るんです。
ひたすら頑張る主人公なんです。
そして、、、さて、この主人公が持つ素質とは。
それは語らないでおきますね。
ちょっとめずらしいのが、この物語には何人もの神様がいるということ。
ちゃんとした日常生活を人々と送る、下界に降りた神様たちですね。
その神様のご加護をいただいた人たちがこの神様の家来?(ファミリー)ファミリアになって、その一族を構成しています。
そのファミリアが複数存在します。
神様がいるだけ、その一員もいるということ。
その人々たちが同じ空間で共存しあい、共に冒険して、共に戦います。
詳細を述べると、
まずはキャラですが。
キャラデザインはまあまあです。
デザイン以上に個々のキャラの個性やかっこよさがちゃんと描かれているという点が素晴らしい。
観た人はそれぞれに好きなキャラができたのではないでしょうか。
すべてのキャラが素晴らしいという設定ではないですけど(それには人が多すぎるので)メインキャラは誰もがどこかに惹かれる面がありますね。
それは間違いないです。
そして、主人公と共に成長していく仲間たちやその周りのキャラたち。
また、それに直接関わらなくとも、欠かせないキャラたち。
素晴らしい設定ですね。
二つ目は、声優さん。
これはかなりすごいんではないでしょうか。
ちょっと違反じゃないの?って思ったのが、
主人公ベル・クラネルが 松岡禎丞さん。
この人はSAOのキリト(主人公)ですね。
その時点で、似たような設定であるこの作品の良さの一つを満たしていると言っていいレベルなんですよね。
そして、ベル・クラネルの神様(ヒロイン)が
ヘスティア:水瀬いのりさん。
比較的新しい声優さんですね。
かなり演技力の高い、キュートな声です。
時に妖艶な声に変わったりしますし。
これからが楽しみな人です。
そして、もう一人のヒロインが
アイズ・ヴァレンシュタイン
大西沙織さん。
この人も比較的新しい人で、これまた楽しみな人。
そしてSAOでキリトのヒロイン、アズナを演じた
戸松遥さんが随所に出てきます。
これ、反則でしょ(笑)
そりゃ、良いに決まってる。
そして、ある意味でキーマンであるキャラを演じているのが
早見沙織さん。
戸松さんも早見さんもあらゆる活躍をしていますけど、
あの、、、
あの花の二人の競演ですよ!
これもう間違いなく贅沢三昧でしょ(笑)
ということで物語、キャラ、声優さんほぼ満点なんですね。
ただ、このEDはなによ!
って思ってしまいました。
毎回これで冷めてしまうので飛ばしてましたけど・・・。
この物語でこれはないでしょ、と。
OPもさほど良いとは思いませんでした。
これほどの作品ならそこもちゃんと詰めてほしかったですね。
あと、題名は関係なくね?
とはいえ、総合的に見て、かなりの高得点です。
少なくとも僕の中では。
一言、
これで終わりじゃないでしょ?
以上、つたないレビューでした。