ニック さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
これからも期待
踊るピンクドラム等のアニメを作ったそれなりに名が知られている監督の作品いうこともあり視聴した。難解なアニメを作る監督と承知の上で視聴したつもりだったが甘かったようだ。
まず第一に相当なオサレアニメだったことだ。謎空間や謎演出や謎用語に私は終始困惑した。キスを諦めてスキを求めるとかいまだはっきりしない。まあ私はそういう個性派作品は結構受け入れる方だから二つ目に比べたら小さい悩みだった。
二つ目は物凄いレズアニメだったことだ。タイトルのユリ熊嵐の「ユリ」はなんかの暗喩または百合の花のことだと思っていたが、これは間違いで、ド直球に女の子同士でラブラブしていることを指したようだ(それ以外の意味も実は多いが割愛)。劇中では女の子同士がキスしたり嫉妬したり絡み合ったりなんて普通だ。
これで困った百合耐性皆無の私である。日常系レベルのキマシ具合でも、ユリは無理という理由で切り捨て御免する私にはあの濃厚すぎるユリ具合は閉口した。
とここまでこのアニメの苦労した点しか書いていないが、このアニメの出来が良かったのは確かだ。謎用語は自分なりに考えてこうじゃあるまいかと考えるのは楽しかったし今でもやる(観終わったのではないのか)。また同時進行で見ていたごちうさなどの影響もあってか、私は百合耐性が非常に高くなった。今ならどんな百合でも見れる気がする。
あと忘れていたのだがこのアニメの95%はシリアスなのでそこだけは注意しよう。
なんかこのアニメを見るうえでの注意点しか書けなかったがそれくらい見るうえで覚悟が必要ということなのだよ。それにこのアニメの魅力はなかなか筆舌尽くしがたいものである。良作アニメだった。
見るのはかなり体力がいるが