Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
個性派揃いのヒロイン達・・・誰を推して見ても堪能できる作品だと思いました^^
この作品の原作は恋愛アドベンチャーゲームで私は未プレイです。
この作品のタイトルである「恋」「選挙」「チョコレート」に関連性が見出だせず、中々視聴に漕ぎ着けませんでした。でも、友人からの薦めがあり視聴してみましたが・・・私にとって所謂「もっと早くに視聴しておくべき」系統の作品だったということが良く分かりました^^;
作画、キャラデザ共に綺麗ですし原作がアドベンチャーゲームだけあって、可愛いヒロインがたくさん登場する作品です。少しハーレム系ではありますが私にとっては何の問題も無いレベル・・・思い切り堪能させて貰いました^^
物語の舞台は、全校生徒数が6000人を越す「私立高藤学園」。この学園には様々な部活動が存在しています。主人公である大島 裕樹(おおじま ゆうき)の所属する食品研究部もその一つ・・・毎日お菓子を食べてお喋りをして・・・というとてもゆる~い部活動なのです。
その頃、学園では次期生徒会長を決める選挙の時期に差し掛かっていました。
そして、次期生徒会長最有力候補である東雲 皐月(しののめ さつき)の公約に「活動実績の無い部活動の廃止と整理」を掲げたことにより、食品研究部は廃部の危機に陥ってしまうのです。
部員のみんなは、食品研究部と所属する部員が大好き・・・だから、絶対に無くしたくない・・・でも、何か手を打たなければ、この場所が無くなっちゃう・・・
この状況を打破するために、食品研究部から会長候補を擁立することになり・・・物語が動いていきます。
こうして生徒会長戦が動き出すのですが、この作品の見処は選挙戦というストーリーの中で蠢く人間関係だったのではないかと思います。
特に「キャラを魅せる」事に対してはかなり注力していたのではないでしょうか^^?
たくさんのヒロインが登場します・・・みんな可愛くて良い子ばかりです・・・
どのヒロインを推しながら視聴しようか正直かなり迷いました・^^;
物凄く甲乙付け難くて今でも少し揺れていますが、敢えて1人を推すならメインヒロインである住吉 千里ちゃんを推したいと思います(//∇//)
明朗快活で裕樹との取っ組み合いもしょっちゅう・・・でも気持ちは常に真っ直ぐで一途・・・何より時折ポツッと呟く時の可愛らしさは最早反則級の域に達していたと思います。彼女のその一言に何度胸を揺さぶられた事か・・・(//∇//)
私の中で千里ちゃんと対抗していたのが東雲 葉月さんでした。食品研究部の部室にビールサーバーを設置して朝から飲んでるなんて、どれだけお酒好きな人なんだろう・・・と思う一面もありましたが、生徒と真っ直ぐ向き合うのは、教師だから?
それとも・・・?
物語の進展に伴って魅力が増してくるキャラだと思います。
オープニングテーマは、Annabelさんの「シグナルグラフ」
エンディングテーマは、Ceuiさんの「風のなかのプリムローズ」
どちらも覚えてカラオケで歌ってみたいと思いました。特にエンディングは透明感がとても気持ち良い曲だと思います。
1クール12話の作品です。私は視聴前に「恋」「選挙」「チョコレート」の繋がりがどうとか色々考えてしまいましたが、そんな事を考えるより視聴しちゃった方がよっぽど建設的だったと思いました^^