よったん。 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これがアイドルアニメの真骨頂
今年がアイマス10th anniversaryの年で、ネットでもかなり騒がれていますが、アイマスの名前は知っていただけの私にとって、「え?アイマスって10年目なの?10年続くコンテンツってすげぇなあ。」と他愛もなく思ったのがきっかけです。最初は期待もせず、ただただ流しで見てたのですが。。。
自分の中で「ラブライブ」の評価が低くて、その割に流行ってるから自分には向いていないのかも、といわゆるアイドル系アニメを見るの少し躊躇っていたのですが………、これは違いました。
まさかアイドルアニメで泣くとは思ってなかったし、まさに度肝を抜かれるっていう感じで新鮮でした。
既に3回見直しましたが、アニメにしかできない表現が各所に散りばめられていて感嘆。
例えば、{netabare}千早が約束を歌った時の赤羽根Pの「やった!」という演出や22話くらいから出てきていた歩道橋を巧みに使った23話での春香の孤独の強調表現。またホワイトボードの予定表が真っ白だったのがギッシリになる、一番やる気の無かった美希が春香より先に賞を獲って名実共にトップアイドルになるなどの初期の無名時代と売れっ子になった後の心情や状況の逆転。伏線を張り巡らすためのここまでやるかというほどの細かな演出。
アイドルが13人もいるのに、一人ひとりの微妙な心情の変化を巧みに表現しているところ。ただただアイドル活動がうまくいくわけではないという一筋縄ではいかないところ。(それがあったからこそ、13話のエンディングの「i」には感動しました!){/netabare}
2クールというところを生かして、"見せ方"に対してとても研究されたアニメだと思った。是非、見てみることをオススメします。
曲がいいこと、キャラクターが魅力的なことは言わずもがな、シナリオが驚くほどよかった!
作品として隙がなく本当に面白かったです。
遅咲きのPですがプロデュース頑張ります!!!
(春香推しです!)