Crysiss さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
イメージと違った
名前だけは以前から知ってて
タイトルから想像したのはずっと図書館の中に立て籠って
ホームアローン(古いw)みたいなトラップとかで
敵を退けるのかなって思ってたんだけど
想像よりもがっつりドンパチやってて
最初はちょっと面食らったかな。
{netabare}
政府関係者の都合で検閲が行われて
様々なメディアでの表現が規制されている世界
大前提としてこれが現実として成り立つ世界でのお話なんだけど
どうもこの辺が今の現実とかけ離れすぎてて受け入れ難い人が多い模様。
自分はアニメだしそういう設定なんだと割とすんなり受け入れられたが
軍事的、政治的、思想的な話が絡んで来たりと現実的な部分があって
しっかり構築されてない豆腐の世界観の上に
無理やり現実っぽく見せようとした石を乗っけた感じで
見る人によっては根幹から破綻してるように見えてしまい
どっちつかずの中途半端な印象を受けたのではないでしょうか。
いっそのことファンタジーとして振り切ってしまい
異世界での話ならもっとすんなり見れたんじゃないでしょうか。
{/netabare}
とはいえ、自分にとっては決して名作とは言えないまでも
そこそこ楽しめる70点の内容でした。
あと主人公の笠原と上官の堂上の掛け合いは
プラネテスを彷彿させましたね。
でも個人的にはプラネテスの方が内容は濃かったし
現実とのバランスもとれいているので好きです