血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

声優版SHIROBAKO

声ヲタじゃないので正直声優本人に対して関心はなかったのですが、
仕事内容に興味はあったのでどんなものか見ています。
基本的には、メインキャラの3人を中心にお仕事を淡々とこなしていく感じです。
各話ごとにゲスト声優が本人名義で出てくるのが見所、か？

そこそこ面白いですが、SHIROBAKOほどドラマで魅せている感じもなければカタルシスも少ない気がします。
まあSHIROBAKOと比べるのは酷ですねｗ
普通にお仕事アニメとして見ていれば面白いんじゃないかと思います。

12話視聴。
{netabare}ライブシーンで怪我の事を考えて、振り付けから足に負担がない構成に作り直してかつライブとして成立するように作り直す脚本には結構感心してしまった。
アイドル物では定番っぽい展開だけど、かなり上手く処理していたのでは。
シンプルなお仕事物ドラマかと思ったら、なかなか奥が深くて興味深いです。
次は最終回でしょうか。どう締めるのか楽しみではありますね。{/netabare}

最終話視聴しました。
お仕事ドラマとしてはいい感じだったんじゃないかと。
ただ、こんな事をいうのも何だと思いますが、私は声優という職についてあまり好意的に思っていません。
アニメ業界ってクオリティ上げるためにかなりの手間と人手を要するのはSHIROBAKO見てるとわかると思うんですけど、その金を円盤で回収できているか？
と言われると……うーん、と思うんですよね実際。
色んな所にこだわってこだわってクオリティ上げるのはいいんだけど、それで経営不振になっちゃうと本末転倒だと思うんですよ。
円盤売上は全体的に下降気味なのにアニメの本数はどんどん増えていってるし…。
あげくパ××コ業界にも泣きついてる作品とかも…。おっと、話が逸れましたか。
そんな最中、声あてる人にも給料払ってそれでやりくりできるのかな？
いっそ業界自体なくして作画スタッフさんが声あてればいいんじゃないかなー？とか思うくらいだ。
まあKYな事言ってるのはわかってるつもりですけどｗ

それと、この業界は大御所が幅利かせすぎだなと思います。
最終話にも何万分の一とか、狭き門を示す言葉があったけど
それなら大御所声優を実名で出すやり方より、もっとニューフェイスをたくさん起用する形にして欲しかったなとは思います。

色々文句言いましたけど、私的には結構楽しめましたｗ