鸐 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
動画で見て初めて分かったスゴさ
DVDで視聴
CGキャラが自分には合わないと思っていた頃から一転、ハピネスチャージの存在でCGに目覚めた私。キービジュアルが微妙だなと思って勝手にクソアニメ扱いしていた自分を叱りたい。
今更視聴してみようかなと思った理由についてだが、尊敬する宮本さんの携わった作品を調べていたところ、この作品に至った。
まず未視聴の方に向けて第一にお伝えしたいのが
○制作陣のスゴさ
監督は佐藤信介さん
GANTZ・図書館戦争監督(どちらも実写版)
演出は塩谷直義さん
サイコパス・劇場版BLOOD-C監督
脚本は安達寛高さん
一見誰だろうと思いますが、実は{netabare}ミステリー作家の乙一さんの別名義のペンネームとのこと{/netabare}
遥デザインスーパーバイザーに黄瀬数哉さん
IG四大神の一人にも数えられるスーパーアニメーター
表情が良いと作画オタの先生が嬉々として語っていました。
この役職どんな役職かは不明ですが、アニメを見る限り遥の魅力的な表情を生み出すのに尽力されたのでしょう。
制作はProdactionI.G
CG制作はポリゴンピクチュアズ
シドニアの騎士、スターウォーズクローンウォーズを制作した会社です。
手描き背景は美峰
20年以上前からあらゆる作品の背景を担当してきた会社です。
日本アニメ界のトップクリエーターが揃いも揃ったこの作品
ラインナップを見ると、どんな殺伐とした内容だろうとおもわれるかも知れませんねw
ご安心下さい。滅茶苦茶ハイクオリティな子供向け作品となっております。
○テーマ性の高い物語
○中盤から終盤にかけてのスピード感のある映像
アニメーションはピクサーのようなオーバーアクションではなく、日本の2Dアニメのような洗練されたナチュラルな演技
声はおそらく先取りでしょうが、違和感が全くなく演技がとてもはまっていました
○そして、最も目を引かれたのが主人公遥かの表情!どう動かしたらあんなに色っぽくなるんでしょうか!
きっとあの表情は一流の手描きアニメーターが携わっているからこその表情だと思います。
3Dらしい3Dなのに手描きアニメと同じ感覚で観れるので、CGアニメの動きが苦手な方でも楽しめるかも。
3DCGアニメーターのスゴさが分かるアニメでした!