生来必殺 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
一人のり突っ込みは寒い!の巻き
今期話題騒然、注目度№1の大本命がこれ。
兎に角、第1話だけでも黙って最後まで見やがれ!なのです。
本作はいかなるジャンルに属し、いかなるテーマを内包している作品なのか?
それについては、もしかしたら捉え難く、誤解を抱いてしまうこともしばしば
あり得るかもしれない?という意味で若干厄介な代物なのかも。
第1話を見終えた人は思わずこう突っ込んでしまうかもしれない。
「●●●ものかよ!」と。
恐らくはその先入観が、すべての誤解の原因であり、
失望の原因でもあるように思えてならない。
{netabare}
本作にゾンビは出てくるが、だからと言って本作がべたなゾンビパニック的
ホラー展開を目指しているわけではない。
ゾンビは物語の壱構成要素でしかなく、舞台装置の中の壱小道具でしかないのだ。
だから、過去のゾンビ系ホラー映画と本作を単純比較してテンプレゾンビの持論を
展開するのは見当違いと言うか、本作の物語との関係性においては
あまり意味がないと言える。
敢えてゾンビもので本作と共通点がある作品を挙げるとしたら「これはゾンビですか?」で。
本作のOPソングの雰囲気が「ひぐらしのなく頃に」のキャラソングに
類似していることからしても、学園生活部なる部活動にスポットが当てられている
ことからしても、「ひぐらし」進化系と呼べる作風を特徴に持つものと推測される。
「がっこうぐらし」が平仮名表記なのも「ひぐらし」と共通項ある故なのかもしれない。
ひぐらし→結城友奈は勇者である→がっこうぐらし
という流れでひぐらし進化系は繋がっているのだが、
「ゆゆゆ」以降を特に「新日常系」と呼ぶことがある。
(蒼穹のファフナーも新日常系的要素を持っているが本作との関連性はやや薄い)
「日常系」(代表例は多分、らきすた?ごちうさ?)の本質は、
主人公のためのハーレムではなく、男キャラと恋愛要素を排した
女だらけの視聴者のためのハーレム状態の、現実にはあり得ない理想的日常、
例えば学園生活などを半永久的継続性があるかのような幻想を抱かせつつ
描くことにそれがあると言える。
それに対して新日常系は、何処にでもありふれた日常(的部活動)が非日常的アクシデント
により侵食され、喪失してしまうという結果としての欠落感をギャップとして利用し、
掛け替えのない日常的日常の有意義性をある種のメッセージ性を込めつつ
描くスタイルを特徴とするものである。
リビングデッド、生きる屍とは、恐らく人間的に生きていない、
人間としては生きる意味がない屍同然の人間のことを現し、
その対極にあるのが、有意義な学園生活を送るように日々努力する方針を持った
学園生活部なのだと思われる。
ゾンビ化した人間は過去の記憶の中の行動パターンを永遠に繰り返すだけなのだ。
主人公の現実逃避は単なる病ではなく、ゾンビ的生き方に対する頑なな拒絶であり、
目には見えない本当に大事なものが属するある種のイデアの世界が見えている
からこその言動なのかもしれない。
彼女は学園生活部にとっても人類にとっても最後の希望であるはずだから。
{/netabare}
(第8話を見て)なんじゃこりゃ~!34号文書意識してのかよ!←一人のり突っ込みは寒い!
パート2の巻き・・・デス。
{netabare}
後とれだけ尺が残っているかは不明だが、まさかここでバイオハザード展開とか・・・
残りの尺は足りる?
銃火器も変身能力も無い、あの4人の物語にこの方向性で本当に大丈夫なの?
と言いながら、個人的に妄想していた、ある意味ぶっ飛びで低俗な今後の独り善がりな
決め付けに基づく物語展開は・・・
超変身したスーパー四色騎士がゾンビを狩るという、ある意味短絡的でチープな予測。。。
ニトロプラスだから、白赤黒青の四色騎士物語とかあっても不思議じゃないと
自信満々に決め付けていたのだが、カスリもしないまさかの大ハズレ???
ゆゆゆ意識しすぎたのが敗因か・・・
{/netabare}