ながわた さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.5
作画 : 1.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
高評価の方すみません
1期の時点で絵が全く受け入れられず、3回程観るのを断念した。
その影響からか全くキャラクターに感情移入ができず、
周りの評価に反してさほど感動できなかった。
{netabare} 汐と旅行に行くシーン
朋也は5年間ほとんど汐の世話を世話をしなかったことで、
お互い大きな溝ができていた。
朋也が祖母から父親が今まですべてを捨てて自分を育ててきてくれたことを知り、
汐と抱き合う場面は、朋也の今までの行動を悔いる気持ち、汐の素直さ、に打たれた。
父親の見送りのシーン
父親の過去を知り、今までの偏見がすべて謝りだと確信した朋也。背中が小さくなった親を見送るシーンは、父親の陰ながらの努力、「老い」の痛感さに涙してしまった。
しかし、朋也に対し不信感を覚えることが多かった。
渚が亡くなり、5年間子育てをせず現実逃避していたのは疑問を持った。
渚は「自分が死んでも汐を産みたい」と言っていたのに、その渚の思い踏みにじっているような気がしてならない。
父親を認める場面では、今までの父親への対応が酷すぎだという印象を受けた。
何年間、渚の家にお世話になり、実家に帰っていないのか。親へも全く連絡もせず。
渚が「きちんと親に挨拶に行きたい」と言っていたにも関わらず、きっと何も言わず、孫の汐も生まれてしまった。これから、きちんと親孝行をしていくことを期待する。
最終回は奇跡により、渚が汐を生む瞬間まで時が遡る。すべてがリセットされてしまった。汐、父親との再会の記憶は朋也にしか残らないのだろうか。ハッピーエンドは良いと思うが、どちらかといえば、時が戻る前の状況で{/netabare}朋也の父親としての今後の成長をを見ていきたかった。