スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ちょっと手抜き感がでてるかな・・・。
「微妙」
※自分のレビューを見るときはプロフィールを参考にしてください。
天文学会に所属する秋山奏(主人公)ら5人が平凡に(?)日々を送っていると、ある日、部室の上の階の方で震動とともに大きな物音が聞こえた。
奏(そう)らはそこに行くと、ゆいと名乗る女の子に出会った。そこから、物語が始まる。
※あらすじは、特に深いわけでもないので、ウィキなどで見ることを参照します。
主題歌を聞いて、見ることを決断した作品。
原作は未プレイ。
まず言いたいのは、1,2話あたり作画が崩壊している!!
とある作品で言う「万策が尽きた」のかな(笑)
ただ、途中から少し作画が安定し始めたから、まあいいかな、と最後まで完走。
見終わって思ったのは、「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」に似ている気がした。
成功するまで同じ時空(世界)で何度もやり直し続ける、というところが似ているかな、と。
なかなか辛いんだろうなぁ~、何度も失敗するのは。
シュタゲもそうだったけど、試行錯誤して違う方法で臨むんだけど、失敗してその人が死んじゃうっていうね・・・。(この作品の場合は死ぬわけじゃなくて、事故に遭って植物人間みたいになるけど・・・)
精神保てないなぁ、自分なら・・・。
一つこの作品を見て、関心を持ったのは、「パラレルワールド」。
今生きている世界と同時に進行している別世界がいくつも存在し、それらがいつかは一つの世界(未来)に収束する、とこの作品では言っていた。
まあ、今の科学技術じゃタイムマシンを作るのは不可能に近いから、上記が正しいのかは分からないけど、なかなか面白い説だなと感じた。
具体的に言えば、人間誰しもが常にいくつかの選択肢を瞬時に提示され、それを瞬時に選択している。
例えば、マクロに言えば、どの大学に進学するか、どの会社に就職するか、とか。ミクロに言えば、夜食はどうするか、飲み物は何を買おうか、とか。
ゲームのように、選択肢が目に見えているわけではないけど、我々は無意識に任意の選択肢を選択していると思う。
何が言いたいかと言うと、我々が選択しなかった選択肢を選択している世界が存在していたとしても、いつの日かは一つの結末にたどりついている、らしい・・・。
そんなわけあるかな?・・・無いかな(笑)
この作品自体、そんなに深くはないし、少し暗いところもあるけど、こういうどうでもいいことを考えながら見ると良いかも?
おすすめは、
Le jour/佐藤聡美(OP)。とてつもなく深い何かを感じる良曲。