bimitan さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
客観的に見てみよう!
声優…これは★★★★★文句無し
物語…これは★★★ですね。
だいたいこれだけで評価★★★★
物語について…まず、この作品はデュラララ、所謂、起、の部分でファンになった方、あるいは原作ファン、5年というブランクの中でデュラララにハマった方々のおかげで分割3クールで2期が始まった。いわばその方々のための放送、新たなファンのための放送である。そして、物語は成田良悟さんもおっしゃっていたのだが本当は起の部分で終わるはずだったがファンの後押しやその他諸々があり、一期以降の物語を執筆したというわけだ。そして、原作を読んでみるとやはりデュラララ起で完結すしていて、その後の物語は承転結で完結する。つまり、起を見た方なら分かるだろうが23、24話というクライマックスにデュラララの面白さというのがはっきりと分かるように承転では物語上やはり★★★が妥当なところであろう。その分結に期待できると思う。ただ、間違ってはいけないのは起承転結なので、起で一度完結したが承転結にやはり続いているのである。だから起を知らないと当然物語の性質上面白さも半減してしまう。これはopの回想のシーンでも一期の回想が入っていたように繋がっているのである。だから承から見たら面白いもクソもないのである。何このアニメって感じになるし、物語も分からないだろう。帝人役の豊永利行さんもおっしゃっていたように全部を通してデュラララなのである。だから承からという方は観るのを控えるか、 起を観てからの方が頭がいいだろう。
{netabare} で、この転からなんだが、軸を主人公のセルティではなく、帝人に軸をあてて考えると、起、日常から非日常に触れる。承、日常と非日常の境目に身をおく。転、転がり続け、非日常へ。結、……といったところだろうか?まぁこの作品はリアル(日常)をベースにファンタジックな世界(非日常)が入ってくるので非日常に入るだけ物騒になって重くなるのは必然かもしれない。
が、私は岸谷森厳が登場したので少しは笑いが入ると思うので軽くなる事を期待しているが多分それでもなお重くなるかもしれない。しかし結まで観る価値はあると思う。{/netabare}