Cat_See さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
犠牲、等価交換、そして罪
満足度は適当につけています。
この作品で面白い点は2つありました。
1つは、等価交換というその等価というのが
まったくおなじ価値ではない”等しい”ものだということであり、
たとえ犠牲を払ったとしても、同じような価値のものが
出てくるとは限らないという理不尽が世界観の前提にあること。
もう1つは、その等価交換が”七つの大罪”との葛藤、
戦闘と同系列で行われることでした。
等価交換の原則を破る賢者の石は七つの大罪の性質
(ホムンクルス達のモチーフになった元ネタ)をもつ人格として現れます。
つまり、等価交換の原則を破った者はすべて
罪を背負いかつ同系列の罪と仲間になるという契約を強いられる。
本当の等価交換は七つの大罪と葛藤し勝つことで初めて実行可能になる
というような、等価交換の”大前提”があるところが面白いところでした。
と思ったら、名探偵のアニメでも同じような内容があって楽しかったです。
「あせっちゃダメ… 時の流れに人は逆らえないもの…それを無理矢理ねじ曲げようとすれば…人は罰を受ける。」(名探偵コナンより:灰原哀)