そに子☆マギカ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
まったりゆるい日常アニメ♪
原作は一迅社コミック百合姫で現在も連載中です。(レビュー現在全7巻)
内容は簡潔にまとめると、女子中学生(8人+α)の女の子達が毎日をおもしろおかしく過ごしていく日常系ゆるアニメ・・・と言った所でしょうか。
主人公は、中学校に入学したばかりの赤座あかり13歳。特徴としては、主役なのに影が薄く本編では度々影の薄さが際立ちすぎて、姿が透明になったり喋っている最中に画面が切り替わり強制カットされてしまったり、色々と不憫に感じてしまいます。
性格が優しくて、文句のつけようがないくらいにイイ子なので、いつもめげないあかりをきっと影ながら応援したい気持ちになります。
そしてその主人公の幼なじみの中学2年生(学年はあかりの一つ上)、歳納 京子14歳。
彼女はとても明るく活発で、ものすごく元気キャラです。おまけに学業も超優秀(頭がいいと言うよりは、要領がイイ)なのですが、ボケ担当なのか色々と話をややこしくしたり先走って墓穴を掘ったりと所々で残念さがうかがえます。
ストーリー上、彼女が台風の目になる事が多く、色々と周りからツッコミを入れられる様は思わずニヤついてしまいますww
同じく主人公の幼なじみでもあり、京子と親友の中学2年生、船見 結衣14歳。
彼女はちょっとボーイッシュな見た目で、なおかつ性格もマジメ・少し無口・京子に対するツッコミ役・話しをうまくまとめる等、当然ストーリー上かかせない存在です。
京子と同い年とは思えないほど冷静さがあり、周りに気を配るのがうまいです。
お姉さんキャラとして、見ていて安心感さえ感じてしまうはずです♪
そして最後に主人公のあかりと同じ中学一年、吉川ちなつ13歳。
彼女はとにっかく結衣の事が大好きです。
常に結衣の事を第一に考えているみたいなんですが、お姉さんな結衣に感情をうまくかわされたり、京子に邪魔されたりと、随所で普段は見せないであろう、二面性的なキャラで影ながら毒を吐いたりします。
そして絵がとんでもなく下手ww映像的にまずいみたいなのか、所々でモザイクがかかったりしますw
ちなみにファン投票(過去2回実施)では、表と裏の顔が違い過ぎ、腹黒さがバレてしまったからなのか、連続最下位となっています。(サブキャラも含め8~10人中)
以上がメインキャラクターなんですが、このゆるゆりはサブキャラも充実しています。
サブと書いていますが、設定上なだけでしょっちゅう本編に出てくるので、サブと書くのは失礼かもしれませんが、話しを続けます。
生徒会副会長の2年、杉浦綾乃14歳。彼女はまじめで学業も優秀!
・・・なのですが、実は影ながら京子の事が好きだったりします。
ツンとしてしまう性格だからなのか、本人を目の前にすると言動が胸中とは違う表現になる事が多々あります。
個人的にはめげずに頑張ってほしいです。
同じく生徒会役員2年、池田千歳14歳。
彼女は出身が関西(たしか京都?)なため、関西弁なんですが、おっとりした性格・怒った顔が想像できないくらい、いつもニコニコしています。
副会長の綾乃とは親友なので、綾乃の恋の応援をしたり場を和ませたりと、影で頑張るタイプです。
ちなみに普段はメガネを着用していますが、コレが取れると色々と面倒な事になりますww
本編途中からは千歳が二人現れたりと、色々と登場機会も増えてきます♪
同じく生徒会役員の一年、大室櫻子と古谷 向日葵(共に13歳)
この二人は幼なじみなんですが、昔からケンカばかりをくりかえしてるライバルです。
かと言って仲が悪いかと言えば、そんな事は決してありません。
これも二人なりの友情表現だと思ってからは、度々起こる二人のケンカもある意味安心して見られました。
たまにお互いの友情を感じるシーンがあるのですが、結構涙無しでは語れないシーン(大げさw)もあったりします。
他にも何人かの個性的なキャラが本編にも出てくるので、ぜひとも見てほしいなと思います。
ストーリーは、ゆるい+百合=ゆるゆり。と言うだけあって、そういった描写も当然ですがあったりします。
百合の度合いで言えば、メインキャラは中学生ですので全然軽いものだと思います。
普段はギャグ重視なのか、頻繁にそういった場面が出てくる
わけでは無いので、基本的に違和感無く見れると思われます。
日常にありふれる話しを、おもしろおかしく話しにしました。って感じの、家でマッタリ見てクスクス笑える様な作品だと思います。
所々で入るギャグが寒く感じてしまう時もありますが、キャラが絶対的なカワイさなので、きっと笑ってスルーしてしまうでしょう♪
レビューしていて気づいたのですが、娯楽部と言う単語を出し忘れていましたw
ゆるゆりを語る上で必要不可欠な言葉なのにすみません。
いらっしゃるのかわかりませんが、最後までレビューを読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。
ゆるゆりは本当にオススメなので、機会があればぜひ見て欲しいです。
長々と失礼しました。