QMuHt48932 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
せつない
1週間で2回見てきました。
幼少期公生のピアノに感銘を受け、その時から共演したいからとピアノからバイオリンに転向したかをりが望んだ最強コンビの共演はたったの1回だけ…
最初このシーンを見たときは、てっきり何回か共演して挫折を乗り越えて成長していくような物語と思ってました。
そのたった1回の共演は終盤こそ素晴らしかったけど、前代未聞の途中中断を挟んだりでとてもじゃないけど完璧なものじゃなかったし
かをりの死を連想させるところはたくさんあって、倒れたりする直接的なもの以外にも、3話の公生に涙を流しながら伴奏を頼んだり、5話の共演の回想しながらの?死んでも忘れないのくだり、11話のバイオリンに「もう少し私と一緒にいてね」のセリフ、12話の「私は…先のことは考えてないや」のセリフ、見舞いに持ってきてくれた本を見て「こんなに読む時間ないよ」のセリフ、16話で公生から渡されたペットボトルを落としたりetc
特に印象に残ってるのがなぎの練習に付き合ってる公生に対して取り乱しながら「まだ時間があると思ってるの?あっという間に…」と言いながら泣くところです。
後期EDもよかったですね、メロディーはすごい作品に合ってました。でも歌詞みると失恋ソングというか、別れた人を思う歌みたいですね。
20話の後半のシーンで完全にかをり生存のハッピーエンドはないなっていうのはわかりました。最終話の後半かをりが生前に書いたラブレターのところは何回見ても泣けます。すごく綺麗な終わり方でした。
でも個人的にですが、椿の告白いらなかったかも、椿の未来を描くのは必要なんでしょうけど、告白することを決めるだけ、または告白して失敗って形がよかった。しかも最後の最後を椿の告白でしめるのはちょっと違和感ありました。