天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私的アニメ作品感想簿2
大人の階段の~ぼる~♪君はまだ~シンデレラさ~♪
というH2Oの歌が印象的な作品でした。
結構、挿入歌で来生たかおの歌とか使われてましたし、音楽に関しては良かったんじゃないでしょうか。
無いよう・・・じゃなくて内容ですが、わざと間違えたくらい(汗)盛り上がりが無いというか、あだち満特有の日常のちょっとした出来事や若松真人の心の揺れ動く様が、丁寧に描かれてました。
血のつながらない妹の若松みゆき(成績優秀、運動神経・スタイル抜群、元気で明るく純情)と同級生で憧れの鹿島アントラーズ(違)もとい鹿島みゆき(これまた美人でおしとやか、成績優秀、料理・裁縫が得意で真人の彼女)の間で揺れ動くんですが、まあ、これが途中で打ち切られたせいかアニメでは最後まではっきりしないんですよね(笑)。
最後も親が乗った飛行機が事故にあい、覚悟を決めて、これからは二人で助け合っていくしかないと思っていたら、実は無事で
「飛行機代返せー!」
とテレビのインタビューで叫んでいると言うオチが、まことにあだち充らしい最終回でした(おいおい)
原作のマンガの方の最終回が良かっただけに、アニメの方は、この最終回のせいで評価が落ちるかも知れませんが、個人的にはこの最終回もみゆきらしい話でしたね。
ただ、若松みゆき役のダンシングヒーロー荻野目洋子の演技が(苦笑)ちょっと、ダメでしたね、声優として初めてだったという事で、しょうがないのかも知れませんが、観る方としてはきつかったです。
あと、マンガでは表現されていた、微妙な間というか、あの独特の感じがアニメでは完全に出せていなかったのが、マイナス点かもしれません。