ながわた さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
泣ける...見終わった後の空虚感。
先月見て、涙が止まらなくなったので
また、繰り返して見てしまいました。
{netabare}
母の死でピアノの音が聞こえなくなった主人公、有馬公生が
四月にであった宮園かをりの(理不尽な)影響でピアノを弾き始める。
今まはで母のために自分一人でピアノを弾いていたが、
友人、ライバル、先生と深く関わることで、自分一人で舞台に立っていないことに気づく。
心の支えを見つけ、何のために弾くのか考え
幾多の悲しみと戦い乗り越え、
譜面通り正確に弾くだけではないピアニスト(表現者)として成長していく青春かつ泣けるアニメ。
最初見た印象はすごく言葉のセンスが良いということ。
ひとつひとつの感情、情景を表す言葉のセンスが素晴らしい。
キャラの素直な心が現れていく。
そのストレートな表現が心に突き刺さり、一話一話がとても飲み込まれる。
心の葛藤の表現もすごい。
特に
「君はどうせ君だよ」
「届くかな、届くといいな」
が好き。
お互いをキミと呼び合ってるのも特別な距離感が生まれていていい。
{/netabare}
声優さんの心の囁く声が凄く心に響く。
公生の高い声がとてもマッチしてる。
何かに負けそうな時、押しつぶされそうな時に
一歩踏み出す勇気をくれる素晴らしいアニメ。