シルメリア さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
現実は虚ろで…憎しみは消えない…。
どこか懐古的で不思議と魅せられるものがたりでした。
基本1話ずつ完結の短編。
全26話。
都市伝説を担ったアニメ作品。
このお盆というタイミングで視聴した補正も
あるでしょうが、続きが不思議と見たくなる
中毒性を兼ね備えています。
それだけ、「閻魔あい」が魅力的だったのでしょう!
物語は、恨みを持った人達が夜0:00に地獄通信に
アクセスし、地獄へ堕としたい人の名を送信すれば
のちに地獄少女こと閻魔あいが、呪いの藁人形を渡しにやって来て、首の朱い紐を解けば、契約と為すと説明。
そのリスク…代償も添えて。
補足、普通は地獄へ堕とすというのが一般的なのに
この作品では地獄へ流すという表現でした。
流すだと、罪まで流れちゃうような気が…。
まぁ、蛇足でしたね。
恨み辛みは、当人しか計り知れないものがあります。大半は…アレな結果ですけど。
物語の中盤?からは、柴田家が物語の核となります。
柴田一…社会的な道徳やモラルと言った立ち位置
娘、柴田つぐみ…視聴側の観点からの立ち位置
と物語は、淡々と進みます。
何故か、つぐみは、地獄少女の依頼のあった人の地獄少女の視点映像的なものを断片的に見えてしまう。
その謎を解決するため、地獄少女の故郷へ。
それは、安土桃山時代。現在から400年前の大罪。
あいの幼なじみの仙太郎。
それの子孫の末裔…「つぐみ」
様々な事が結び付き、地獄少女からつぐみへ
最後の審判。
つぐみに呪い藁人形を渡します。
母の死の原因と要因を教えられ…
さぁ、果たしてどうなるのか?
続きは、見てのお楽しみ。
疑問
何故「閻魔あい」の名前は、ひらがな表記なのだろう?
本当は人間を愛しているから、「愛」なのでは?
それとも人の恨みと憎しみたえかねての「哀」なのかなぁと思ったり。
ひらがな表記と言うことは、中間という立ち位置でいたかったのかな?
ってなこと思ったりしちゃいました。
では、次は二籠編で逢いましょう!
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ