ポロム さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一時期日本で公開が見送られたのが謎。サンバ調の夏らしいアニメ映画
2011年公開。
日本では東日本大震災とFoxの経営判断で
一時期劇場公開が見送られ公開中止になっていたが、
DVD&ブルーレイでリリースしたところ、映画を観たファンから絶賛され、
「スクリーンで観たい」「なぜ劇場公開しなかったのか」とのコメントが
多数寄せられ、その熱い思いに後押しされ、劇場公開が実現したらしい。
制作は『アイス・エイジ』『ロボッツ』のブルースカイ・スタジオと
20世紀フォックス・アニメーション。
舞台はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。
リオのカーニバルなど華やかな舞台裏は、
郊外にスラム街があったりと治安はあまり・・ですが
リオの大自然と賑やかな町並みなどCGがめちゃくちゃ綺麗で
映画観てたら思わず行きたくなってしまいました!!
音楽がどれもブラジルの代表的な音楽のサンバ調で
ノリが良い曲ばかりです。南国らしい・・♪
映画開始早々ミュージカル風で鳥たちがノリノリ・・!
個人的に「Hot Wings (I Wanna Party)」と、
パラグライダーに乗り、リオの街並みを
眺めるシーンがあるんですけど、そこで流れる「Mas Que Nada」など
思わず一緒に口ずさむほどアレンジや曲が良い感じです。
実際今レビュー書きながらサントラ視聴してCD買おうか検討中(笑)
あらすじ;
密猟者によってアメリカに連れてこられた主人公「ブルー」
優しい飼い主リンダに拾われ、ミネソタ州で不自由なく暮らしていた。
ある日鳥類学者によって絶滅危惧種のインコであることを告げられる。
絶滅を防ぐために研究所があるブラジルのリオ・デ・ジャネイロに向かうことになる。
そこで同じ青いインコの「ジュエル」に一目惚れしたり
マッドな鳥に追いかけられたり、猿と戦ったりして(!?)
飼い慣らされて飛び方さえ忘れてた鳥の「ブルー」が
少しずつ野生を取り戻す姿がいい。
スリルとユーモアのバランスも『アイス・エイジ』の時のように絶妙で
多少子供向けでミュージカル調なので・・
人によっては好き嫌い分かれそうだけ、十分楽しんで観れました!
(絶対鳥の絵のパッケージで損してる不遇な作品の気がする・・。)
ディズニーアニメ系や海外アニメ好きな方オススメです。