muyami さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
6話まで
原作未読です
6話まで
※あくまで個人の感想です。
{netabare} 登場するキャラクター、設定、その全てが現状“主人公がいかに強く、いかにかっこよく、いかに理知的でいかに素晴らしいか” を説明するための、主人公を賛美する単なる装置になっており、キャラクターとしての魅力は皆無。
同じセリフをこのキャラクターはこういう属性だからこう喋るだろう、程度の浅さで捩っただけで、そこに個性は感じず、既存の作品から引用したのではと思えてくるほど薄いキャラクター性。
それでも、主人公にそれに足る魅力とカリスマ性があり、視聴者からも登場するキャラクターと同じように賛美されるのであれば説得力が生まれるのかもしれ無いが、今のところ特にそれもなく、高校生が小学生に混じって遊んでいるようなものにしか見え無い。
何というか、寝る前の妄想にほど近いものがあると思う。
主人公の素晴らしさを説明するためだけに6話を費やしこの後どうなるんだろうか。
主役を演じられている日野さんが低いトーンの時はいいけど、心情を語る時の演技で、やたらと語尾で息を抜く演技も説得力の欠如に拍車をかけていると思う。(世界観を説明する視聴者の目になるべき部分だけに)
そういうディレクション?
原作未読ですが、もし原作が面白いのならばこれではあまりに哀れだと思います。
他に登場するキャラクターの声を当てている方も、演技自体はとてもよく、一切説得力のない脚本に懸命に息を吹き込んでいるように感じる。
それもまた哀れに思える。
{/netabare}
今後に期待しついと思います。